阿賀野市の認可保育園・認定こども園の入園は、保護者の状況を点数にして高い世帯から順に決める「利用調整」で選考されます。この記事は阿賀野市の公式資料阿賀野市「阿賀野市認可保育施設入園選考基準(令和8年度 入園の手引き)」をもとに、基本点数の全区分、調整点数の全項目、世帯タイプ別の計算例をまとめたものです。保護者1人の満点は10点、加点で大きいのはひとり親世帯(+10点)・阿賀野市の保育施設に勤務する保育士・保育教諭・看護師(+10点)・同一の保育施設にきょうだいが入園している(+7点)、減点の項目は2つ。自分の点数は阿賀野市の点数シミュレーターで1分で出せます。
阿賀野市の点数のしくみ
阿賀野市は父母それぞれの基本点数を出し、低い方を世帯の基本点数にする方式です(保護者1人あたりの満点は10点)。片方がフルタイムでも、もう片方が短時間勤務なら世帯の点数は低い方に合わせて決まります。ひとり親の場合はその保護者の点数がそのまま世帯の基本点数です。
合計点数 = 世帯の基本点数(保護者それぞれの「保育が必要な理由」の点数)+ 調整点数(世帯の状況による加点・減点)
基本点数は保護者ごとに、就労・病気・障害・介護・出産・就学・求職などの理由のうちあてはまるもの1つで決まります。調整点数は世帯としての状況(ひとり親、きょうだい、生活保護、認可外の利用など)で加減されます。
基本点数の表(保護者1人分)
保護者それぞれについて、次の区分の点数が付きます。表は阿賀野市の基準表の区分をそのまま並べたものです。
就労・就学
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 月150時間以上働いている | 10 |
| 月120時間以上働いている | 8 |
| 月80時間以上働いている | 6 |
| 月48時間以上働いている | 3 |
傷病・障害
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 入院している / 要介護4以上 / 身体1・2級 / 精神1級 / 療育手帳 | 10 |
| 通院している / 要介護3 / 身体3級 / 精神2級 | 8 |
| 要介護2以下 / 身体4級以下 / 精神3級 | 6 |
| 上記と同程度の診断を受けている | 3 |
親族の介護・看護
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 入院している親族の介護 / 要介護4以上 / 身体1・2級 / 精神1級 / 療育手帳の親族の介護 | 10 |
| 通院している親族の介護 / 要介護3 / 身体3級 / 精神2級の親族の介護 | 8 |
| 要介護2以下 / 身体4級以下 / 精神3級の親族の介護 | 6 |
| 上記と同程度の診断を受けている親族の介護 | 3 |
出産前後
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 産前産後8週間の期間で出産の準備または休養を要する | 10 |
災害復旧
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 震災・風水害・火災その他の災害の復旧にあたっている | 10 |
虐待・DV
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 虐待やDVのおそれがある | 10 |
育児休業
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 既に保育を利用している子どもがいて継続利用が必要 | 2 |
求職活動
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 求職活動を行っている | 1 |
調整点数の表
世帯の状況で足し引きされる点数です。複数にあてはまれば重なって加減されます(重複の制限は基準表の注記で確かめてください)。
加点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| ひとり親世帯 | 同居の祖父母がいない、または祖父母が65歳以上 | +10 |
| 65歳未満の祖父母と同居している | +6 | |
| 生活保護世帯 | はい | +6 |
| 児童に対する保護の必要性が関係機関で確認されている | はい | +6 |
| 父母のどちらかが単身赴任している | はい | +6 |
| 入園を希望している児童が第3子以降 | はい | +4 |
| 阿賀野市の保育施設に勤務する保育士・保育教諭・看護師 | 6時間以上勤務 | +10 |
| 6時間未満勤務 | +5 | |
| 同一の保育施設にきょうだいが入園している | はい(求職中以外) | +7 |
| はい(求職中) | +1 | |
| 児童に障害あり | はい | +2 |
| 複数人のきょうだいが同時入園を希望し | はい | +1 |
| 育児休業から復帰し | はい | +1 |
減点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| 就労していない65歳未満の同居親族あり | はい | -5 |
| 保育料の滞納 | はい | -5 |
世帯タイプ別の計算例
上の表の点数をそのまま当てはめた例です(調整点数は書いてあるもの以外は無しとしています)。
| 世帯 | あてはめた区分 | 基本点数 | 調整 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 共働き(2人ともフルタイム) | 保護者1: 月150時間以上働いている(10点) 保護者2: 月150時間以上働いている(10点) | 10 | 0 | 10 |
| フルタイム+短時間勤務 | 保護者1: 月150時間以上働いている(10点) 保護者2: 月48時間以上働いている(3点) | 3 | 0 | 3 |
| フルタイム+求職中 | 保護者1: 月150時間以上働いている(10点) 保護者2: 求職活動を行っている(1点) | 1 | 0 | 1 |
| ひとり親(フルタイム) | 保護者1: 月150時間以上働いている(10点) ひとり親世帯: 同居の祖父母がいない、または祖父母が65歳以上(+10点) | 10 | +10 | 20 |
きょうだいの在園、育休からの復帰、認可外の利用などがあれば、ここに調整点数が足し引きされます。全部まとめて計算するなら阿賀野市の点数シミュレーターを使ってください。
点数を上げる前に確かめること
- 就労の点数は勤務日数と時間の区分の境目で変わります。就労証明書に書く勤務時間が区分の境目に近いなら、勤務先に契約どおりの時間で書いてもらう(就労証明書の書き方)
- 調整点数は申請時に証明書類を出して初めて付きます。加点の条件と提出書類は基準表の注記に書かれています
- 点数が同じ世帯が並んだときの優先順位は、この記事の点数データには含めていません。出典の基準表で確かめてください
- 点数が足りずに落ちたときの選択肢(二次募集・認可外・育休延長)は阿賀野市の記事一覧にまとめています
よくある質問
時短勤務やパートだと何点になりますか?
阿賀野市の就労の点数は勤務日数・時間の区分で決まります。いちばん高い区分は「月150時間以上働いている」で10点、いちばん低い区分は「月48時間以上働いている」で3点です。上の基本点数表で自分の勤務条件に近い区分を見てください(区分は4段階)。
育児休業から復帰する場合の加点はありますか?
あります。「育児休業から復帰し」で該当する場合は+1点です。
上の子が在園していると有利になりますか?
「同一の保育施設にきょうだいが入園している」の項目があり、「はい(求職中以外)」の場合は+7点、「はい(求職中)」の場合は+1点です。
点数が同じ世帯が並んだらどう決まりますか?
同点のときの優先順位(所得、在住期間、申込順など)は自治体ごとに基準表の後ろに決められています。この記事の点数データには含めていないので、阿賀野市の利用調整基準表(下の出典)で確かめてください。
出典と確認日
2026年9月18日時点で、阿賀野市の公式資料を読んで作った点数データにもとづいています。基準表は年度ごとに改定されることがあるので、申込前に必ず最新の基準表を確かめてください。
自分の点数を出す: 阿賀野市の保育園入園点数シミュレーターで、上の表の区分を選ぶだけで合計点数が分かります。