激戦区を0歳4月で突破|フルタイム共働きの保活戦略
東京都世田谷区で0歳4月入園を目指し、激戦区での保活を成功させた田中さおりさん(32歳)。フルタイム共働きという強みを活かしながら、加点制度を徹底的に理解し、戦略的に保活を進めました。妊娠中から計画を立てた保活の全容をお聞きしました。
保活を始めたきっかけ
Q. 保活をいつ頃から意識し始めたのですか?
A. 妊娠4ヶ月の時点で、既に保育園情報を集め始めていました。世田谷区は激戦区だと聞いていたので、できるだけ早く準備をしたいと考えていたんです。ちょうどその時期に、私たちの自治体で「子ども・子育て支援新制度」の仕組みについて学ぶセミナーがあったので、参加して基本指数と調整指数の違いをしっかり理解しました。
基本指数と加点戦略
保活で重要なポイント:基本指数と調整指数
- 基本指数:就労状況(フルタイム/パート/求職中など)で決まる
- 調整指数:育休復帰、在宅勤務、きょうだい関係など様々な条件で加点される
- 自治体により点数配分は異なるため、お住まいの自治体に必ず確認が必要です
Q. 基本指数はどのくらいでしたか?また、加点をどう活用しましたか?
A. 夫も私もフルタイム正社員だったので、基本指数は満点に近い状態からスタートしました。ただ、世田谷区での激戦区での入園を目指すなら、調整指数の加点が命だと聞いていたので、夫のドキュメント準備も徹底しました。
特に重視したのが「育休復帰予定」の加点です。私は育休中の申込だったので、保育園に入園することで職場復帰する計画を明確に示すことが重要でした。育休復帰証明書や会社からの復職予定通知など、「本当に復帰する気だ」と伝わる書類を揃えました。
保育園見学の戦略
Q. 何園見学されたのですか?見学時に気をつけたことはありますか?
A. 全部で12園見学しました。かなり多いと思われるかもしれませんが、世田谷区では激戦区ということもあり、「この園に入りたい」という確実な希望園が必要だったんです。
見学の際は、保育園の立地やカリキュラム、給食の様子をチェックするのはもちろん、入園申請書に「本当にこの園を選んだ理由」を書く際に使えるエピソードを探していました。例えば「園のお友達との関わりを大切にする保育方針に共感した」「自然との触れ合いを重視している」など、具体的な理由が書けるように。
希望園の書き方と優先順位
Q. 応募用紙に園をどう配列しましたか?
A. これは保育コンシェルジュさんに相談しました。第1希望は「本当に入園したい園」を選び、その理由を申請書に詳しく記入しました。ただ激戦区では第1希望での入園が難しい傾向があると言われていたので、第2希望以降は「確実に入園できそうな園」を配置することをアドバイスされました。
具体的には、第1希望に人気の認可保育園、第2~4希望に施設の規模が大きい園や駅から少し遠い園(競争率が低め)を配置しました。最終的に第3希望の園で内定をいただきました。
スケジュール管理と心構え
成功のスケジュール
- 妊娠4ヶ月:保活情報の収集開始、セミナー参加
- 妊娠7ヶ月:保育園見学開始(体が動く時期に)
- 出産1ヶ月前:見学終了、保育コンシェルジュに相談
- 出産後:申請書類作成、応募
- 入園内定:契約手続き、保育園との面談
Q. 保活中に心がけたことは何ですか?
A. 不安や焦りが大きかったので、とにかく「準備ができることは全部準備する」という姿勢を保ちました。区役所の窓口にも何度も足を運んで、加点の仕組みや申請の流れを何度も確認しました。職員さんも親切に対応してくれたので、わからないことがあったら気軽に相談することが大事だなと感じました。
また、周囲の「激戦区だから難しい」という声よりも、自分たちの状況(フルタイム共働き、育休復帰予定、基本指数が高い)に目を向けるようにしていました。実際には入園できましたし、自分たちの強みを信じることが大事だと思います。
0歳4月入園の現実
Q. 実際に入園してみた印象は?
A. 0歳4月だったので、お友達も先生も「赤ちゃん体験」という感じです。初めての社会生活なので、子どもにとっても親にとっても初めてのことばかり。ただ、夫婦で職場復帰に専念できるようになったのは本当に大きなメリットです。保活を頑張ってよかったなと心から思います。
※ この記事は保活経験者の体験をもとに構成したものです。制度の詳細はお住まいの自治体にご確認ください。