羽島市の認可保育園・認定こども園の入園は、保護者の状況を点数にして高い世帯から順に決める「利用調整」で選考されます。この記事は羽島市の公式資料「羽島市保育施設の利用調整に関する要綱(別表第2・別表第3)」をもとに、基本点数の全区分、調整点数の全項目、世帯タイプ別の計算例をまとめたものです。保護者1人の満点は100点、加点で大きいのは世帯の状況(+25点)・子どもの状況・兄弟姉妹(+25点)・保護者の勤務先(+15点)、減点の項目はありません。自分の点数は羽島市の点数シミュレーターで1分で出せます。
羽島市の点数のしくみ
羽島市は父母それぞれの基本点数を出し、低い方を世帯の基本点数にする方式です(保護者1人あたりの満点は100点)。片方がフルタイムでも、もう片方が短時間勤務なら世帯の点数は低い方に合わせて決まります。ひとり親の場合はその保護者の点数がそのまま世帯の基本点数です。
合計点数 = 世帯の基本点数(保護者それぞれの「保育が必要な理由」の点数)+ 調整点数(世帯の状況による加点・減点)
基本点数は保護者ごとに、就労・病気・障害・介護・出産・就学・求職などの理由のうちあてはまるもの1つで決まります。調整点数は世帯としての状況(ひとり親、きょうだい、生活保護、認可外の利用など)で加減されます。
基本点数の表(保護者1人分)
保護者それぞれについて、次の区分の点数が付きます。表は羽島市の基準表の区分をそのまま並べたものです。
父(保護者)の就労・保育が必要な事由
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 就労・月140時間以上 | 100 |
| 就労・月120〜140時間未満 | 90 |
| 就労・月100〜120時間未満 | 80 |
| 就労・月80〜100時間未満 | 70 |
| 就労・月64〜80時間未満 | 60 |
| 妊娠・出産(出産前後8週間程度) | 100 |
| 疾病・入院(1か月以上)または常時臥床療養 | 100 |
| 身体障害者手帳1・2級、精神保健福祉手帳1・2級、療育手帳A1・A2 | 100 |
| 疾病・精神性疾患(安静加療) | 80 |
| 疾病・通院加療(保育に支障) | 50 |
| 疾病・その他障害手帳交付 | 50 |
| 介護・病院付添い(週5日以上)または障害児通所支援同伴(週3日以上) | 100 |
| 介護・病院付添い(週3〜5日未満) | 50 |
| 介護・自宅介護 | 30 |
| 災害復旧に従事 | 100 |
調整点数の表
世帯の状況で足し引きされる点数です。複数にあてはまれば重なって加減されます(重複の制限は基準表の注記で確かめてください)。
加点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| 世帯の状況 | ひとり親家庭または生活保護世帯 | +25 |
| 保護者の勤務先 | 保護者が保育所・認定こども園等で保育者として就労 | +15 |
| 子どもの状況・兄弟姉妹 | 小規模保育施設卒園児の継続利用 | +25 |
| 兄弟姉妹と同時申込 | +15 | |
| 多子家庭(3子以上) | +10 | |
| 個人の特殊事情 | 身体障害者手帳1・2級等(重度) | +15 |
| 要介護の同居親族あり | +10 | |
| その他障害手帳交付 | +10 | |
| 単身赴任(60km以上) | +5 |
羽島市の点数データには減点の項目はありません。
世帯タイプ別の計算例
上の表の点数をそのまま当てはめた例です(調整点数は書いてあるもの以外は無しとしています)。
| 世帯 | あてはめた区分 | 基本点数 | 調整 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 共働き(2人ともフルタイム) | 保護者1: 就労・月140時間以上(100点) 保護者2: 就労・月140時間以上(100点) | 100 | 0 | 100 |
| フルタイム+短時間勤務 | 保護者1: 就労・月140時間以上(100点) 保護者2: 就労・月64〜80時間未満(60点) | 60 | 0 | 60 |
きょうだいの在園、育休からの復帰、認可外の利用などがあれば、ここに調整点数が足し引きされます。全部まとめて計算するなら羽島市の点数シミュレーターを使ってください。
点数を上げる前に確かめること
- 就労の点数は勤務日数と時間の区分の境目で変わります。就労証明書に書く勤務時間が区分の境目に近いなら、勤務先に契約どおりの時間で書いてもらう(就労証明書の書き方)
- 調整点数は申請時に証明書類を出して初めて付きます。加点の条件と提出書類は基準表の注記に書かれています
- 点数が同じ世帯が並んだときの優先順位は、この記事の点数データには含めていません。出典の基準表で確かめてください
- 点数が足りずに落ちたときの選択肢(二次募集・認可外・育休延長)は羽島市の記事一覧にまとめています
よくある質問
時短勤務やパートだと何点になりますか?
羽島市の就労の点数は勤務日数・時間の区分で決まります。いちばん高い区分は「就労・月140時間以上」で100点、いちばん低い区分は「就労・月64〜80時間未満」で60点です。上の基本点数表で自分の勤務条件に近い区分を見てください(区分は15段階)。
上の子が在園していると有利になりますか?
「子どもの状況・兄弟姉妹」の項目があり、「小規模保育施設卒園児の継続利用」の場合は+25点、「兄弟姉妹と同時申込」の場合は+15点、「多子家庭(3子以上)」の場合は+10点です。
点数が同じ世帯が並んだらどう決まりますか?
同点のときの優先順位(所得、在住期間、申込順など)は自治体ごとに基準表の後ろに決められています。この記事の点数データには含めていないので、羽島市の利用調整基準表(下の出典)で確かめてください。
出典と確認日
2026年9月18日時点で、羽島市の公式資料を読んで作った点数データにもとづいています。基準表は年度ごとに改定されることがあるので、申込前に必ず最新の基準表を確かめてください。
自分の点数を出す: 羽島市の保育園入園点数シミュレーターで、上の表の区分を選ぶだけで合計点数が分かります。