稲城市の特別な保育事由による加点
稲城市では就労以外に、出産、災害、求職などの特別な事由による基本指数が設定されています。また、保育士資格は調整指数として加点されます。
出産による基本指数(40点)
認定条件
- 申込時点で妊娠中である
- 申込予定日から3ヶ月以内の出産予定
- 母子手帳のコピーを提出
重要なポイント
- 出産予定日を正確に記載すること
- 出産予定日の変更があった場合は市役所に報告
- 入園予定時点で出産を完了していることが条件
- 妊娠中の親は基本指数40点で評価される
出産による加点の活用
就労していない親が出産予定の場合、40点の基本指数が得られるため、配偶者の就労指数と合算すると高い世帯指数が実現できます。
例1:配偶者フルタイム(40点)+ 妊娠中(40点)
- 世帯の基本指数:80点
- 調整指数が加わるともっと高くなる
例2:配偶者パート30時間(34点)+ 妊娠中(40点)
- 世帯の基本指数:74点
- 十分に競争力がある
災害による基本指数(40点)
認定条件
- 火災、地震、台風などの災害により住居を失った、または破損した
- 罹災証明書の提出が必須
- 市役所の福祉課で罹災証明書を取得
重要なポイント
- 罹災証明書は市役所で発行される
- 証明書の有効期限を確認(通常は発行から1年)
- 災害から一定期間の間、指数の対象となる
- 復興に必要な就学支援と位置づけられている
災害による加点の活用
就労状況に関わらず40点が得られるため、この時期の入園は非常に有利になります。
求職中による基本指数(10点)
認定条件
- 現在、職業安定所に求職登録している
- 就職活動を積極的に行っている
- 就職予定日が明確である
- 求職申告書を提出
重要なポイント
- 求職中は10点と低いため、配偶者の就労が重要
- 入園後、予定通り就職することが求められる
- 3ヶ月以内の就職が目安
- 就職できない場合は保育園の契約が解除される可能性
求職中加点の活用
求職中だけでは指数が低いため、以下の組み合わせを考えましょう。
例1:配偶者フルタイム(40点)+ 求職中(10点)
- 世帯の基本指数:50点
- 調整指数による加点が必要
例2:配偶者パート35時間(36点)+ 求職中(10点)+ 調整指数
- 世帯の基本指数:46点
- 非常に競争力が低い
保育士資格による調整指数(+2点)
認定条件
- 保育士の資格を保有している(保育士証を提出)
- 現在の就労状況は問わない
- 育休中でも資格があれば加点される
重要なポイント
- 保育士加点は調整指数として+2点(基本指数ではない)
- 保育園に勤務しているかどうかは問われない
- 資格があれば加点される
- 保育士証のコピーが必要
保育士資格の活用
保育士資格があれば、すべての就労状況に対して+2点の調整指数が加わります。わずかな加点ですが、同点の競争時には有利に働きます。
例1:保育士資格 + フルタイム就労
- 基本指数:40点 + 調整指数 +2点 = 実質42点相当
- 保育士資格で少し有利に
例2:保育士資格 + 育休中
- 基本指数:復職予定により判定(例:30点)
- 調整指数:+2点
- 資格保有者として評価される
複数の事由がある場合の選択
加算されるか?
- 基本指数:復職予定により判定(例:30点)
- 調整指数:+2点
- 資格保有者として評価される
複数の事由がある場合の選択
加算されるか?
複数の保育事由(例:就労+出産)がある場合は、最も高い指数のみが採用されます。加算されません。
事由の選択戦略
- 妊娠中+フルタイム就労:40点(出産)vs 40点(就労)= 同点のため配偶者の支援も検討
- 災害+パート就労:40点(災害)を採用
- 求職中+妊娠中:40点(出産)を採用
複合パターンでの高指数の実現
最高指数80点を目指す組み合わせ
| パターン | 両親の基本指数 | 合計 |
|---|---|---|
| フルタイム+フルタイム | 40点 + 40点 | 80点 |
| フルタイム+出産予定 | 40点 + 40点 | 80点 |
| 出産+ひとり親 | 40点 + 40点 + 調整30点 | 110点 |
ポイント
稲城市では出産や災害による40点の基本指数が得られるため、タイミングよく申込することで非常に高い世帯指数を実現できます。複数の条件がある場合は市役所で相談し、最適な組み合わせを選びましょう。
注意
出産予定日は厳密に評価されます。予定と異なった場合は市役所に報告してください。また、就職予定がある場合は、入園後の就職が必須となります。