和泉市の認可保育園・認定こども園の入園は、保護者の状況を点数にして高い世帯から順に決める「利用調整」で選考されます。この記事は和泉市の公式資料和泉市「保育所等入所判定指数表」(令和3年9月1日時点で和泉保育園に入所)をもとに、基本点数の全区分、調整点数の全項目、世帯タイプ別の計算例をまとめたものです。世帯の満点は220点、加点で大きいのは和泉市内の認可保育施設に就労、または就労予定の保育士(+500点)・在籍施設で1号認定から2号認定への認定変更を希望し(+300点)・ひとり親家庭(+140点)、減点の項目は2つ。自分の点数は和泉市の点数シミュレーターで1分で出せます。
和泉市の点数のしくみ
和泉市は父母それぞれの基本点数を足し合わせる方式です。2人ともフルタイムで働いている世帯の基本点数が満点の220点になります。
合計点数 = 世帯の基本点数(保護者それぞれの「保育が必要な理由」の点数)+ 調整点数(世帯の状況による加点・減点)
基本点数は保護者ごとに、就労・病気・障害・介護・出産・就学・求職などの理由のうちあてはまるもの1つで決まります。調整点数は世帯としての状況(ひとり親、きょうだい、生活保護、認可外の利用など)で加減されます。
基本点数の表(保護者1人分)
保護者それぞれについて、次の区分の点数が付きます。表は和泉市の基準表の区分をそのまま並べたものです。
就労している
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 家庭外就労(外勤・自営業事業主):月160時間以上 | 110 |
| 家庭外就労(外勤・自営業事業主):月140時間以上 | 100 |
| 家庭外就労(外勤・自営業事業主):月120時間以上 | 90 |
| 家庭外就労(外勤・自営業事業主):月96時間以上 | 80 |
| 家庭外就労(外勤・自営業事業主):月64時間以上 | 70 |
| 家庭外就労(自営業協力者):月160時間以上 | 90 |
| 家庭外就労(自営業協力者):月140時間以上 | 80 |
| 家庭外就労(自営業協力者):月120時間以上 | 70 |
| 家庭外就労(自営業協力者):月96時間以上 | 60 |
| 家庭外就労(自営業協力者):月64時間以上 | 50 |
| 家庭内就労(自営業事業主・会社員等):月160時間以上 | 100 |
| 家庭内就労(自営業事業主・会社員等):月140時間以上 | 90 |
| 家庭内就労(自営業事業主・会社員等):月120時間以上 | 80 |
| 家庭内就労(自営業事業主・会社員等):月96時間以上 | 70 |
| 家庭内就労(自営業事業主・会社員等):月64時間以上 | 60 |
| 家庭内就労(自営業協力者):月160時間以上 | 80 |
| 家庭内就労(自営業協力者):月140時間以上 | 70 |
| 家庭内就労(自営業協力者):月120時間以上 | 60 |
| 家庭内就労(自営業協力者):月96時間以上 | 50 |
| 家庭内就労(自営業協力者):月64時間以上 | 40 |
| 内職:月120時間以上 | 60 |
| 内職:月64時間以上 | 40 |
妊娠・出産
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 出産または出産予定月の前後2ヶ月の間にあって、出産の準備または休養を要する | 40 |
疾病
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 入院(1ヶ月以上)・常時臥床 | 110 |
| 安静を要す | 80 |
| 上記以外の理由 | 50 |
障がい
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 身体障がい者手帳1〜2級、精神障がい者保健福祉手帳1〜2級、療育手帳Aの交付を受けている | 110 |
| 身体障がい者手帳3級、精神障がい者保健福祉手帳3級、療育手帳B1の交付を受けている | 80 |
| 上記以外の交付を受けている | 50 |
同居親族の介護・看護
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 入院(1ヶ月以上)、要介護認定3〜5程度、身体障がい者手帳1〜2級、精神障がい者保健福祉手帳1〜2級、療育手帳Aの人を介護・看護している | 80 |
| 要介護認定1〜2程度、身体障がい者手帳3級、精神障がい者保健福祉手帳3級、療育手帳B1の人を介護・看護している | 60 |
| 上記以外の理由で介護または看護している | 50 |
災害復旧
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 震災・風水害・火災・その他の災害の復旧にあたっている | 110 |
就労先内定
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 月160時間以上の勤務予定(就労証明書等の書類あり・内職を除く) | 70 |
| 月120時間以上の勤務予定(就労証明書等の書類あり) | 50 |
| 月64時間以上の勤務予定(就労証明書等の書類あり) | 30 |
求職中
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 求職活動を継続的に行っている | 20 |
就学
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 主に通学している:月120時間以上の就学 | 80 |
| 主に通学している:月64時間以上の就学 | 60 |
| 主に通信制である:月120時間以上の就学 | 60 |
| 主に通信制である:月64時間以上の就学 | 40 |
| 就学予定(合格通知書等の提出あり) | 30 |
育休中の入所または転園申請
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 3歳児クラス以上の児童で、育休取得中(復帰月よりも早い時期)の入所または転園申請をしている | 30 |
調整点数の表
世帯の状況で足し引きされる点数です。複数にあてはまれば重なって加減されます(重複の制限は基準表の注記で確かめてください)。
加点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| ひとり親家庭 | はい | +140 |
| 生活保護世帯の就労支援 | はい | +40 |
| 生計中心者が失業している | はい | +40 |
| 世帯に障がい者あり | 障がい者のいる世帯 | +10 |
| 両親が障がい者(ひとり親家庭で保護者が障がい者の場合を含む) | +20 | |
| きょうだい | 当該保育所等に兄弟姉妹が入所中 | +10 |
| 兄弟姉妹が利用申込中 | +5 | |
| 兄弟姉妹が利用申込中で、申込児童が多胎児 | +10 | |
| 多子家庭 | はい | +10 |
| 産後休暇・育児休業に関する状況 | 産後休暇・育児休業明け(復帰月以前から申込をしている) | +10 |
| 育児休業のため認可保育所等を退所し、育児休業明けに再入所を希望する | +20 | |
| 認可外保育施設に入所中 | はい | +10 |
| 入所希望月から12ヶ月以上待機中 | はい | +10 |
| 在籍施設で1号認定から2号認定への認定変更を希望し | はい | +300 |
| 和泉市内の認可保育施設に就労、または就労予定の保育士 | はい | +500 |
減点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| 産後休暇・育児休業に関する状況 | 育児休業の延長を許容(減点同意書を提出) | -900 |
| 転園希望者 | はい | -1 |
世帯タイプ別の計算例
上の表の点数をそのまま当てはめた例です(調整点数は書いてあるもの以外は無しとしています)。
| 世帯 | あてはめた区分 | 基本点数 | 調整 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 共働き(2人ともフルタイム) | 保護者1: 家庭外就労(外勤・自営業事業主):月160時間以上(110点) 保護者2: 家庭外就労(外勤・自営業事業主):月160時間以上(110点) | 220 | 0 | 220 |
| フルタイム+短時間勤務 | 保護者1: 家庭外就労(外勤・自営業事業主):月160時間以上(110点) 保護者2: 家庭外就労(外勤・自営業事業主):月64時間以上(70点) | 180 | 0 | 180 |
| フルタイム+求職中 | 保護者1: 家庭外就労(外勤・自営業事業主):月160時間以上(110点) 保護者2: 求職活動を継続的に行っている(20点) | 130 | 0 | 130 |
| ひとり親(フルタイム) | 保護者1: 家庭外就労(外勤・自営業事業主):月160時間以上(110点) ひとり親家庭: はい(+140点) | 110 | +140 | 250 |
きょうだいの在園、育休からの復帰、認可外の利用などがあれば、ここに調整点数が足し引きされます。全部まとめて計算するなら和泉市の点数シミュレーターを使ってください。
点数を上げる前に確かめること
- 就労の点数は勤務日数と時間の区分の境目で変わります。就労証明書に書く勤務時間が区分の境目に近いなら、勤務先に契約どおりの時間で書いてもらう(就労証明書の書き方)
- 調整点数は申請時に証明書類を出して初めて付きます。加点の条件と提出書類は基準表の注記に書かれています
- 点数が同じ世帯が並んだときの優先順位は、この記事の点数データには含めていません。出典の基準表で確かめてください
- 点数が足りずに落ちたときの選択肢(二次募集・認可外・育休延長)は和泉市の記事一覧にまとめています
よくある質問
時短勤務やパートだと何点になりますか?
和泉市の就労の点数は勤務日数・時間の区分で決まります。いちばん高い区分は「家庭外就労(外勤・自営業事業主):月160時間以上」で110点、いちばん低い区分は「家庭外就労(外勤・自営業事業主):月64時間以上」で70点です。上の基本点数表で自分の勤務条件に近い区分を見てください(区分は22段階)。
育児休業から復帰する場合の加点はありますか?
あります。「産後休暇・育児休業に関する状況」で「産後休暇・育児休業明け(復帰月以前から申込をしている)」の場合は+10点、「育児休業のため認可保育所等を退所し、育児休業明けに再入所を希望する」の場合は+20点、「育児休業の延長を許容(減点同意書を提出)」の場合は-900点です。
認可外保育施設に預けていると点数は上がりますか?
和泉市では「認可外保育施設に入所中」の項目があり、該当する場合は+10点です。条件(月極の利用か、有償か、利用期間など)は出典の基準表で確かめてください。
上の子が在園していると有利になりますか?
「きょうだい」の項目があり、「当該保育所等に兄弟姉妹が入所中」の場合は+10点、「兄弟姉妹が利用申込中」の場合は+5点、「兄弟姉妹が利用申込中で、申込児童が多胎児」の場合は+10点です。
点数が同じ世帯が並んだらどう決まりますか?
同点のときの優先順位(所得、在住期間、申込順など)は自治体ごとに基準表の後ろに決められています。この記事の点数データには含めていないので、和泉市の利用調整基準表(下の出典)で確かめてください。
出典と確認日
- 和泉市「保育所等入所判定指数表」
- https://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kakukano/kosodatekenkobu/kodomomirai/gyoumu/hoikuyou/nyuuennkankei/18974.html
2026年9月18日時点で、和泉市の公式資料を読んで作った点数データにもとづいています。基準表は年度ごとに改定されることがあるので、申込前に必ず最新の基準表を確かめてください。
自分の点数を出す: 和泉市の保育園入園点数シミュレーターで、上の表の区分を選ぶだけで合計点数が分かります。