霧島市の認可保育園・認定こども園の入園は、保護者の状況を点数にして高い世帯から順に決める「利用調整」で選考されます。この記事は霧島市の公式資料霧島市子育て支援課「令和8年度 保育施設利用調整基準表」をもとに、基本点数の全区分、調整点数の全項目、世帯タイプ別の計算例をまとめたものです。世帯の満点は40点、加点で大きいのはひとり親世帯(+25点)・DV支援措置対象者等(+20点)・きょうだいが入所(転所)希望の保育施設に入所中(+15点)、減点の項目はありません。自分の点数は霧島市の点数シミュレーターで1分で出せます。
霧島市の点数のしくみ
霧島市は父母それぞれの基本点数を足し合わせる方式です。2人ともフルタイムで働いている世帯の基本点数が満点の40点になります。
合計点数 = 世帯の基本点数(保護者それぞれの「保育が必要な理由」の点数)+ 調整点数(世帯の状況による加点・減点)
基本点数は保護者ごとに、就労・病気・障害・介護・出産・就学・求職などの理由のうちあてはまるもの1つで決まります。調整点数は世帯としての状況(ひとり親、きょうだい、生活保護、認可外の利用など)で加減されます。
基本点数の表(保護者1人分)
保護者それぞれについて、次の区分の点数が付きます。表は霧島市の基準表の区分をそのまま並べたものです。
仕事をしている
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 月22日以上 | 10 |
| 月20日以上22日未満 | 9 |
| 月18日以上20日未満 | 8 |
| 月16日以上18日未満 | 7 |
| 月14日以上16日未満 | 6 |
| 月12日以上14日未満 | 5 |
| 月12日未満 | 4 |
の一月当たりの勤務時間数は
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 月120時間以上 | 10 |
| 月100時間以上120時間未満 | 9 |
| 月80時間以上100時間未満 | 8 |
| 月60時間以上80時間未満 | 7 |
| 月48時間以上60時間未満 | 6 |
就学している
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 就学している | 20 |
仕事を探している
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 求職中 | 7 |
出産の前後
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 産前2か月及び産後2か月の期間 | 20 |
病気の治療中
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 疾病により保育ができない | 20 |
障がいがある
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 身体障害者手帳等1・2級、療育手帳A1・A2 | 20 |
| 身体障害者手帳等3級以下、療育手帳B1・B2 | 16 |
病人の看護・介護をしている
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 入院付添 | 20 |
| 心身障がい者・児の在宅介護 | 16 |
| 老人の在宅介護(寝たきり・認知症) | 16 |
| 一般療養の在宅介護 | 12 |
| 通院付添い(月10日以上) | 8 |
家庭が災害にあった
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 家庭の災害により保育ができない | 20 |
調整点数の表
世帯の状況で足し引きされる点数です。複数にあてはまれば重なって加減されます(重複の制限は基準表の注記で確かめてください)。
加点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| ひとり親世帯 | はい | +25 |
| 生活保護世帯 | はい | +10 |
| 生計中心者が解雇等により失業している | はい | +3 |
| DV支援措置対象者等 | はい | +20 |
| 申込児童は障がい児等にあたり | はい | +2 |
| 育休明け・産休明けで職場復帰し | はい | +5 |
| きょうだいが入所(転所)希望の保育施設に入所中 | はい | +15 |
| 小規模保育事業などの卒園児童で、連携施設以外の保育施設を希望し | はい | +2 |
| 里親世帯 | はい | +5 |
| 市の施策に基づく定住移住者の世帯 | はい | +5 |
| 病気療養等により職場復帰し | はい | +5 |
| 単身赴任等により片親が常時自宅にいませんか | はい | +2 |
| きょうだいについて同一の保育施設の利用調整を行いる | はい | +2 |
| 前年度の10月末までに申し込みがあり、待機児童 | 前年度の入所希望月が4月 | +5 |
| 前年度の入所希望月が5〜6月 | +4 | |
| 前年度の入所希望月が7〜8月 | +3 | |
| 前年度の入所希望月が9〜10月 | +2 | |
| 前年度の入所希望月が11月以降 | +1 |
霧島市の点数データには減点の項目はありません。
世帯タイプ別の計算例
上の表の点数をそのまま当てはめた例です(調整点数は書いてあるもの以外は無しとしています)。
| 世帯 | あてはめた区分 | 基本点数 | 調整 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 共働き(2人ともフルタイム) | 保護者1: 月22日以上(10点) 保護者2: 月22日以上(10点) | 20 | 0 | 20 |
| フルタイム+短時間勤務 | 保護者1: 月22日以上(10点) 保護者2: 月12日未満(4点) | 14 | 0 | 14 |
| フルタイム+求職中 | 保護者1: 月22日以上(10点) 保護者2: 求職中(7点) | 17 | 0 | 17 |
| ひとり親(フルタイム) | 保護者1: 月22日以上(10点) ひとり親世帯: はい(+25点) | 10 | +25 | 35 |
きょうだいの在園、育休からの復帰、認可外の利用などがあれば、ここに調整点数が足し引きされます。全部まとめて計算するなら霧島市の点数シミュレーターを使ってください。
点数を上げる前に確かめること
- 就労の点数は勤務日数と時間の区分の境目で変わります。就労証明書に書く勤務時間が区分の境目に近いなら、勤務先に契約どおりの時間で書いてもらう(就労証明書の書き方)
- 調整点数は申請時に証明書類を出して初めて付きます。加点の条件と提出書類は基準表の注記に書かれています
- 点数が同じ世帯が並んだときの優先順位は、この記事の点数データには含めていません。出典の基準表で確かめてください
- 点数が足りずに落ちたときの選択肢(二次募集・認可外・育休延長)は霧島市の記事一覧にまとめています
よくある質問
時短勤務やパートだと何点になりますか?
霧島市の就労の点数は勤務日数・時間の区分で決まります。いちばん高い区分は「月22日以上」で10点、いちばん低い区分は「月12日未満」で4点です。上の基本点数表で自分の勤務条件に近い区分を見てください(区分は7段階)。
育児休業から復帰する場合の加点はありますか?
あります。「育休明け・産休明けで職場復帰し」で該当する場合は+5点です。
上の子が在園していると有利になりますか?
「きょうだいが入所(転所)希望の保育施設に入所中」の項目があり、該当する場合は+15点です。
点数が同じ世帯が並んだらどう決まりますか?
同点のときの優先順位(所得、在住期間、申込順など)は自治体ごとに基準表の後ろに決められています。この記事の点数データには含めていないので、霧島市の利用調整基準表(下の出典)で確かめてください。
出典と確認日
2026年9月18日時点で、霧島市の公式資料を読んで作った点数データにもとづいています。基準表は年度ごとに改定されることがあるので、申込前に必ず最新の基準表を確かめてください。
自分の点数を出す: 霧島市の保育園入園点数シミュレーターで、上の表の区分を選ぶだけで合計点数が分かります。