丸亀市の点数制度の全体像
丸亀市の保育園入園では、以下の要素で世帯の選考点が決定されます。
選考点の計算式
選考点 = 最小値方式の基本指数 + 調整指数
- 最小値方式:父母の指数の低い方
- 基本指数:保育が必要な事由による0-12点
- 調整指数:家族の状況による加点・減点
基本指数の内訳
以下の事由から、各親に対して基本指数が付与されます。最も高い事由1つのみが適用されます。
| 保育の事由 | 基本指数(最高) |
|---|---|
| 就労(居宅外・月150h以上) | 12点 |
| 就労(居宅内・月150h以上) | 12点 |
| 教育(月150h以上通学) | 10点 |
| 出産 | 10点 |
| 就労(内職・月150h以上) | 8点 |
| 求職活動 | 4点 |
| 疾病(通院加療) | 7点 |
| 疾病(安静が必要) | 9点 |
| 疾病(入院・臥床) | 12点 |
| 障害(4-6級) | 7点 |
| 障害(3級) | 9点 |
| 障害(1-2級) | 12点 |
調整指数の加点
| 事由 | 加点 |
|---|---|
| 施設移行(0-2歳小規模から転園) | +20点 |
| 保育士・幼稚園教諭資格(120h以上勤務) | +4点 |
| その他施設勤務(80h以上勤務) | +2点 |
| ひとり親世帯 | +3点 |
| 第1希望園 | +2点 |
| 育休復職予定 | +2点 |
| 生活保護受給 | +2点 |
| きょうだい在園(1人目) | +1点 |
| 多胎児 | +1点 |
調整指数の減点
| 事由 | 減点 |
|---|---|
| 保育料滞納 | -5点 |
| 入園内定辞退 | -3点 |
| 就労予定が未実現 | -1点 |
| 家族無報酬労働 | -1点 |
点数計算の例
例1:両親ともフルタイム勤務
- 父:基本指数12点(月150h以上勤務)
- 母:基本指数12点(月150h以上勤務)
- 最小値方式:12点
- 調整指数:なし
- 合計:12点
例2:父フルタイム、母パート、ひとり親
- 父:基本指数12点(月150h以上勤務)
- 母:基本指数8点(月80h以上勤務)
- 最小値方式:8点
- 調整指数:ひとり親+3点
- 合計:11点
例3:育休中、配偶者継続勤務
- 母:基本指数10点(出産)
- 父:基本指数12点(月150h以上勤務)
- 最小値方式:10点
- 調整指数:育休復職+2点
- 合計:12点
例4:小規模施設からの転園希望
- 両親の基本指数:低い方が8点
- 施設移行加点:+20点
- 合計:28点(非常に高い)
例5:学生+教育中、配偶者通院治療
- 学生親:基本指数7点(月80h以上通学)
- 通院親:基本指数7点(通院加療)
- 最小値方式:7点
- 調整指数:なし
- 合計:7点
あなたの家族の点数を計算するステップ
ステップ1:両親の基本指数を出す
- 父の保育が必要な事由を確認(就労/教育/出産など)
- その事由での月の時間数・等級を確認
- 該当する基本指数を表から取得
- 母についても同じように計算
ステップ2:最小値方式で世帯の基本指数を決定
父と母の基本指数を比較し、低い方の指数が世帯の基本指数になります。
ステップ3:調整指数を加算・減算
- 加点に該当する事項をすべて確認
- 各加点を合計
- 減点に該当する事項を確認
- 減点を合計
- 加点 - 減点を計算
ステップ4:選考点を計算
基本指数 + 調整指数(加点-減点)= 選考点
点数を上げるための戦略
戦略1:基本指数を上げる
- パート勤務者が月時間数を増やす(8点→10点→12点)
- 配偶者の就労を確保する
- 疾病の場合は医学的証明を強化する
戦略2:調整指数を積み上げる
- ひとり親であれば+3点を確実に申請
- 育休明けであれば+2点を記載
- 複数のきょうだいがいれば+1点 × 人数を加算
- 第1希望園に絞って+2点を獲得
戦略3:減点を避ける
- 保育料を滞納しない(-5点の回避)
- 入園内定を軽々しく辞退しない(-3点の回避)
ポイント
丸亀市の点数制度では、最小値方式が採用されているため、両親の指数を揃えることが重要です。また、施設移行の+20点は非常に強力です。小規模施設からの転園を希望する家族は大きなアドバンテージを持ちます。
注意
点数が高い = 必ず入園できるわけではありません。園の定員と他の申し込み者との相対比較で選考が行われます。