小鹿野町の認可保育園・認定こども園の入園は、保護者の状況を点数にして高い世帯から順に決める「利用調整」で選考されます。この記事は小鹿野町の公式資料「小鹿野町保育所等入所選考委員会規程(別表第1 基準指数、別表第2 調整指数)」をもとに、基本点数の全区分、調整点数の全項目、世帯タイプ別の計算例をまとめたものです。保護者1人の満点は10点、加点で大きいのはひとり親世帯(+10点)・育児休業から職場復帰する予定(+9点)・虐待またはDV被害(+9点)、減点の項目は3つ。自分の点数は小鹿野町の点数シミュレーターで1分で出せます。
小鹿野町の点数のしくみ
小鹿野町は父母それぞれの基本点数を出し、低い方を世帯の基本点数にする方式です(保護者1人あたりの満点は10点)。片方がフルタイムでも、もう片方が短時間勤務なら世帯の点数は低い方に合わせて決まります。ひとり親の場合はその保護者の点数がそのまま世帯の基本点数です。
合計点数 = 世帯の基本点数(保護者それぞれの「保育が必要な理由」の点数)+ 調整点数(世帯の状況による加点・減点)
基本点数は保護者ごとに、就労・病気・障害・介護・出産・就学・求職などの理由のうちあてはまるもの1つで決まります。調整点数は世帯としての状況(ひとり親、きょうだい、生活保護、認可外の利用など)で加減されます。
基本点数の表(保護者1人分)
保護者それぞれについて、次の区分の点数が付きます。表は小鹿野町の基準表の区分をそのまま並べたものです。
(父):月間就労時間は
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 月160時間以上 | 10 |
| 月150〜160時間未満 | 9.5 |
| 月140〜150時間未満 | 9 |
| 月130〜140時間未満 | 8.5 |
| 月120〜130時間未満 | 8 |
| 月100〜120時間未満 | 7 |
| 月80〜100時間未満 | 6 |
| 月48〜80時間未満 | 5 |
| 内職・月160時間以上 | 5 |
| 内職・月48〜160時間未満 | 3 |
(父):求職活動の状況は
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 無職で求職活動中 | 1 |
| 月48時間未満就労中かつ求職活動中 | 2 |
(父):疾病・傷病の状況は
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 入院中(1か月以上)または保育が完全に不可能 | 10 |
| 保育が困難な状況 | 8 |
(父):障がいの等級は
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 身体1・2級/療育手帳◎A・A/精神1〜3級 | 10 |
| 身体3級/療育手帳B | 8 |
| 身体4級以下/療育手帳C | 6 |
(父):家族の介護・看護に常時対応していますか?(10点)
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| はい | 10 |
(父):災害復旧中ですか
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| はい | 10 |
調整点数の表
世帯の状況で足し引きされる点数です。複数にあてはまれば重なって加減されます(重複の制限は基準表の注記で確かめてください)。
加点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| ひとり親世帯 | はい | +10 |
| 育児休業から職場復帰する予定 | はい | +9 |
| 虐待またはDV被害 | はい | +9 |
| 養育困難な家庭等と関係機関から支援 | はい | +5 |
| 生活保護を受給している | はい | +2 |
| 生活中心者の失業により、就労の必要性が高い | はい | +3 |
| 地域型保育事業所の卒園児 | はい | +2 |
| 申請する子どもに障がいあり | はい | +1 |
| きょうだいが同じ施設に在籍または同時申込している | きょうだいが在籍中 | +1 |
| 同時申込 | +1 | |
| 在籍中かつ同時申込 | +2 |
減点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| 65歳未満の同居祖父母が保育できる状況 | はい | -5 |
| 月間の勤務日数 | 月13〜16日 | -1 |
| 月12日以下 | -2 | |
| 保育料に未納あり | 3か月以上6か月未満の未納 | -5 |
| 6か月以上の未納 | -10 |
世帯タイプ別の計算例
上の表の点数をそのまま当てはめた例です(調整点数は書いてあるもの以外は無しとしています)。
| 世帯 | あてはめた区分 | 基本点数 | 調整 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 共働き(2人ともフルタイム) | 保護者1: 月160時間以上(10点) 保護者2: 月160時間以上(10点) | 10 | 0 | 10 |
| フルタイム+短時間勤務 | 保護者1: 月160時間以上(10点) 保護者2: 月48〜80時間未満(5点) | 5 | 0 | 5 |
| フルタイム+求職中 | 保護者1: 月160時間以上(10点) 保護者2: 無職で求職活動中(1点) | 1 | 0 | 1 |
| ひとり親(フルタイム) | 保護者1: 月160時間以上(10点) ひとり親世帯: はい(+10点) | 10 | +10 | 20 |
きょうだいの在園、育休からの復帰、認可外の利用などがあれば、ここに調整点数が足し引きされます。全部まとめて計算するなら小鹿野町の点数シミュレーターを使ってください。
点数を上げる前に確かめること
- 就労の点数は勤務日数と時間の区分の境目で変わります。就労証明書に書く勤務時間が区分の境目に近いなら、勤務先に契約どおりの時間で書いてもらう(就労証明書の書き方)
- 調整点数は申請時に証明書類を出して初めて付きます。加点の条件と提出書類は基準表の注記に書かれています
- 点数が同じ世帯が並んだときの優先順位は、この記事の点数データには含めていません。出典の基準表で確かめてください
- 点数が足りずに落ちたときの選択肢(二次募集・認可外・育休延長)は小鹿野町の記事一覧にまとめています
よくある質問
時短勤務やパートだと何点になりますか?
小鹿野町の就労の点数は勤務日数・時間の区分で決まります。いちばん高い区分は「月160時間以上」で10点、いちばん低い区分は「月48〜80時間未満」で5点です。上の基本点数表で自分の勤務条件に近い区分を見てください(区分は10段階)。
育児休業から復帰する場合の加点はありますか?
あります。「育児休業から職場復帰する予定」で該当する場合は+9点です。
祖父母と同居していると減点されますか?
「65歳未満の同居祖父母が保育できる状況」の項目があり、該当する場合は-5点です。年齢や就労状況で扱いが変わる自治体が多いので、条件は出典の基準表で確かめてください。
上の子が在園していると有利になりますか?
「きょうだいが同じ施設に在籍または同時申込している」の項目があり、「きょうだいが在籍中」の場合は+1点、「同時申込」の場合は+1点、「在籍中かつ同時申込」の場合は+2点です。
点数が同じ世帯が並んだらどう決まりますか?
同点のときの優先順位(所得、在住期間、申込順など)は自治体ごとに基準表の後ろに決められています。この記事の点数データには含めていないので、小鹿野町の利用調整基準表(下の出典)で確かめてください。
出典と確認日
2026年9月18日時点で、小鹿野町の公式資料を読んで作った点数データにもとづいています。基準表は年度ごとに改定されることがあるので、申込前に必ず最新の基準表を確かめてください。
自分の点数を出す: 小鹿野町の保育園入園点数シミュレーターで、上の表の区分を選ぶだけで合計点数が分かります。