尾道市の認可保育園・認定こども園の入園は、保護者の状況を点数にして高い世帯から順に決める「利用調整」で選考されます。この記事は尾道市の公式資料尾道市こども部保育課「令和8年度 保育施設等利用案内」をもとに、基本点数の全区分、調整点数の全項目、世帯タイプ別の計算例をまとめたものです。保護者1人の満点は8点、加点で大きいのは保育士・幼稚園教諭等として就労している(+5点)・きょうだい(+4点)・育休明けの復帰(+3点)、減点の項目は1つ。自分の点数は尾道市の点数シミュレーターで1分で出せます。
尾道市の点数のしくみ
尾道市は父母それぞれの基本点数を出し、低い方を世帯の基本点数にする方式です(保護者1人あたりの満点は8点)。片方がフルタイムでも、もう片方が短時間勤務なら世帯の点数は低い方に合わせて決まります。ひとり親の場合はその保護者の点数がそのまま世帯の基本点数です。
合計点数 = 世帯の基本点数(保護者それぞれの「保育が必要な理由」の点数)+ 調整点数(世帯の状況による加点・減点)
基本点数は保護者ごとに、就労・病気・障害・介護・出産・就学・求職などの理由のうちあてはまるもの1つで決まります。調整点数は世帯としての状況(ひとり親、きょうだい、生活保護、認可外の利用など)で加減されます。
基本点数の表(保護者1人分)
保護者それぞれについて、次の区分の点数が付きます。表は尾道市の基準表の区分をそのまま並べたものです。
仕事をしている
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 月160時間以上(ランクA) | 8 |
| 月120時間以上160時間未満(ランクB) | 7 |
| 月64時間以上120時間未満(ランクC) | 6 |
| 月64時間未満(ランクD) | 5 |
| 内職(ランクE) | 4 |
病気の治療中
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 入院中・常時臥床(ランクA) | 8 |
| 精神疾患等で日常生活に支障(ランクB) | 7 |
| その他の傷病(ランクC) | 6 |
障害がある
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 身体1-2級/療育A/精神1級(ランクA) | 8 |
| 身体3-4級/療育B/精神2-3級(ランクB) | 7 |
介護・看護
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 常時看護(病院付添)(ランクA) | 8 |
| 月160時間以上(ランクB) | 7 |
| 月120時間以上(ランクC) | 6 |
| 月64時間以上(ランクD) | 5 |
出産の前後
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 出産前後(ランクC) | 6 |
学校に通っている
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 月160時間以上(ランクB) | 7 |
| 月120時間以上(ランクC) | 6 |
| 月64時間以上(ランクD) | 5 |
仕事を探している
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 求職中(ランクG) | 2 |
調整点数の表
世帯の状況で足し引きされる点数です。複数にあてはまれば重なって加減されます(重複の制限は基準表の注記で確かめてください)。
加点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| 育休明けの復帰 | はい | +3 |
| きょうだい | きょうだいが認可保育所に在園中 | +4 |
| きょうだいと同時に申し込む | +2 | |
| 保育士・幼稚園教諭等として就労している | はい | +5 |
減点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| 育休延長も許容できるか | はい | -30 |
世帯タイプ別の計算例
上の表の点数をそのまま当てはめた例です(調整点数は書いてあるもの以外は無しとしています)。
| 世帯 | あてはめた区分 | 基本点数 | 調整 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 共働き(2人ともフルタイム) | 保護者1: 月160時間以上(ランクA)(8点) 保護者2: 月160時間以上(ランクA)(8点) | 8 | 0 | 8 |
| フルタイム+短時間勤務 | 保護者1: 月160時間以上(ランクA)(8点) 保護者2: 月64時間未満(ランクD)(5点) | 5 | 0 | 5 |
| フルタイム+求職中 | 保護者1: 月160時間以上(ランクA)(8点) 保護者2: 求職中(ランクG)(2点) | 2 | 0 | 2 |
きょうだいの在園、育休からの復帰、認可外の利用などがあれば、ここに調整点数が足し引きされます。全部まとめて計算するなら尾道市の点数シミュレーターを使ってください。
点数を上げる前に確かめること
- 就労の点数は勤務日数と時間の区分の境目で変わります。就労証明書に書く勤務時間が区分の境目に近いなら、勤務先に契約どおりの時間で書いてもらう(就労証明書の書き方)
- 調整点数は申請時に証明書類を出して初めて付きます。加点の条件と提出書類は基準表の注記に書かれています
- 点数が同じ世帯が並んだときの優先順位は、この記事の点数データには含めていません。出典の基準表で確かめてください
- 点数が足りずに落ちたときの選択肢(二次募集・認可外・育休延長)は尾道市の記事一覧にまとめています
よくある質問
時短勤務やパートだと何点になりますか?
尾道市の就労の点数は勤務日数・時間の区分で決まります。いちばん高い区分は「月160時間以上(ランクA)」で8点、いちばん低い区分は「月64時間未満(ランクD)」で5点です。上の基本点数表で自分の勤務条件に近い区分を見てください(区分は5段階)。
育児休業から復帰する場合の加点はありますか?
あります。「育休明けの復帰」で該当する場合は+3点です。
上の子が在園していると有利になりますか?
「きょうだい」の項目があり、「きょうだいが認可保育所に在園中」の場合は+4点、「きょうだいと同時に申し込む」の場合は+2点です。
点数が同じ世帯が並んだらどう決まりますか?
同点のときの優先順位(所得、在住期間、申込順など)は自治体ごとに基準表の後ろに決められています。この記事の点数データには含めていないので、尾道市の利用調整基準表(下の出典)で確かめてください。
出典と確認日
2026年9月18日時点で、尾道市の公式資料を読んで作った点数データにもとづいています。基準表は年度ごとに改定されることがあるので、申込前に必ず最新の基準表を確かめてください。
自分の点数を出す: 尾道市の保育園入園点数シミュレーターで、上の表の区分を選ぶだけで合計点数が分かります。