桜川市の認可保育園・認定こども園の入園は、保護者の状況を点数にして高い世帯から順に決める「利用調整」で選考されます。この記事は桜川市の公式資料桜川市「特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用調整に関する基準」(令和8年度入所)をもとに、基本点数の全区分、調整点数の全項目、世帯タイプ別の計算例をまとめたものです。世帯の満点は200点、加点で大きいのは地域型保育事業の卒園児として優先利用の対象(+100点)・失業についてあてはまるもの(+80点)・保育体制強化の加点にあてはまるもの(+60点)、減点の項目は3つ。自分の点数は桜川市の点数シミュレーターで1分で出せます。
桜川市の点数のしくみ
桜川市は父母それぞれの基本点数を足し合わせる方式です。2人ともフルタイムで働いている世帯の基本点数が満点の200点になります。
合計点数 = 世帯の基本点数(保護者それぞれの「保育が必要な理由」の点数)+ 調整点数(世帯の状況による加点・減点)
基本点数は保護者ごとに、就労・病気・障害・介護・出産・就学・求職などの理由のうちあてはまるもの1つで決まります。調整点数は世帯としての状況(ひとり親、きょうだい、生活保護、認可外の利用など)で加減されます。
基本点数の表(保護者1人分)
保護者それぞれについて、次の区分の点数が付きます。表は桜川市の基準表の区分をそのまま並べたものです。
就労
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 月170時間以上の就労を常態とする | 100 |
| 月160時間以上170時間未満の就労を常態とする | 95 |
| 月150時間以上160時間未満の就労を常態とする | 90 |
| 月140時間以上150時間未満の就労を常態とする | 85 |
| 月130時間以上140時間未満の就労を常態とする | 80 |
| 月120時間以上130時間未満の就労を常態とする | 75 |
| 月110時間以上120時間未満の就労を常態とする | 70 |
| 月100時間以上110時間未満の就労を常態とする | 65 |
| 月90時間以上100時間未満の就労を常態とする | 60 |
| 月80時間以上90時間未満の就労を常態とする | 55 |
| 月64時間以上80時間未満の就労を常態とする | 50 |
妊娠・出産
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 出産予定日の属する月及び当該月の前1か月(多胎妊娠の場合は前3か月)、出産後2か月 | 70 |
保護者の疾病・障がい
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 疾病:入院又は、入院に相当する治療・安静が必要で日常生活が不能 | 100 |
| 障がい:身体1・2級、療育A以上、精神1級の場合 | 100 |
| 疾病:通院加療を行い、常に安静を要するなど保育が著しく困難 | 90 |
| 疾病により保育に支障がある | 70 |
| 障がい:身体3級、療育B、精神2級の場合 | 70 |
| 障がい:身体4級以下、療育C、精神3級の場合 | 50 |
同居親族等の看護・介護
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 入院:入院付き添いを常態としている場合 | 90 |
| 居宅内:自宅療養で身辺自立不可能な者の常時介護している場合 | 80 |
| 居宅内:要介護者または、心身障害①の常時介護・介助 | 70 |
| 居宅内:通院付き添い・日常生活の支援 | 50 |
災害・復旧
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 災害で損なわれた居宅等の復旧のために保育に当たれない場合 | 100 |
求職活動
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 求職活動(起業の準備を含む)を継続的に行っていること | 30 |
就学・職業訓練
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 週5日以上 | 90 |
| 週5日未満 | 60 |
不存在
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 死別・離婚・未婚・拘禁・行方不明・離婚前提別居 | 100 |
調整点数の表
世帯の状況で足し引きされる点数です。複数にあてはまれば重なって加減されます(重複の制限は基準表の注記で確かめてください)。
加点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| ひとり親世帯 | はい | +40 |
| 生活保護世帯で、自立支援のため必要と認められ | はい | +50 |
| 失業についてあてはまるもの | 両親が同時期(1か月以内)での失業 | +80 |
| 生活中心者の失業 | +30 | |
| 児童の日常生活において環境不良と認められ | はい | +20 |
| 就労状況であてはまるもの | ひとり親の方で、就労内定を受けている | +20 |
| 入所希望日時点で両親共に1年以上の就労実績あり | はい | +5 |
| 既にきょうだいが保育施設等の利用 | はい | +12 |
| きょうだいが新規で同時に申込みをし | はい | +7 |
| 第3子以降の子の申込 | はい | +4 |
| 母の育児休業により退職し、復職時に申込みし | はい | +20 |
| 保育体制強化の加点にあてはまるもの | 市内の保育施設の保育士として勤務する(有資格者のみ) | +60 |
| 県内の保育施設の保育士として勤務する(有資格者のみ) | +30 | |
| 市内の保育施設の職員(保育補助員、支援員、事務職員等)として勤務する | +20 | |
| 県内の保育施設の職員(保育補助員、支援員、事務職員等)として勤務する | +10 | |
| 地域型保育事業の卒園児として優先利用の対象 | 卒園から連携施設間の優先利用 | +100 |
| 卒園から連携施設以外の施設を入所希望する際の優先利用 | +50 | |
| 他市町村での新規4月入所が決定していたが、自己都合以外での理由により桜川市へ転入し申込みし | はい | +30 |
減点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| 児童と同居の祖父母が65歳未満で児童の保育が可能 | はい | -10 |
| 就労状況であてはまるもの | 就労内定である | -20 |
| 申込児童以外に申込みのない未就学児童(きょうだい)あり | はい | -10 |
世帯タイプ別の計算例
上の表の点数をそのまま当てはめた例です(調整点数は書いてあるもの以外は無しとしています)。
| 世帯 | あてはめた区分 | 基本点数 | 調整 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 共働き(2人ともフルタイム) | 保護者1: 月170時間以上の就労を常態とする(100点) 保護者2: 月170時間以上の就労を常態とする(100点) | 200 | 0 | 200 |
| フルタイム+短時間勤務 | 保護者1: 月170時間以上の就労を常態とする(100点) 保護者2: 月64時間以上80時間未満の就労を常態とする(50点) | 150 | 0 | 150 |
| フルタイム+求職中 | 保護者1: 月170時間以上の就労を常態とする(100点) 保護者2: 求職活動(起業の準備を含む)を継続的に行っていること(30点) | 130 | 0 | 130 |
| ひとり親(フルタイム) | 保護者1: 月170時間以上の就労を常態とする(100点) ひとり親世帯: はい(+40点) | 100 | +40 | 140 |
きょうだいの在園、育休からの復帰、認可外の利用などがあれば、ここに調整点数が足し引きされます。全部まとめて計算するなら桜川市の点数シミュレーターを使ってください。
点数を上げる前に確かめること
- 就労の点数は勤務日数と時間の区分の境目で変わります。就労証明書に書く勤務時間が区分の境目に近いなら、勤務先に契約どおりの時間で書いてもらう(就労証明書の書き方)
- 調整点数は申請時に証明書類を出して初めて付きます。加点の条件と提出書類は基準表の注記に書かれています
- 点数が同じ世帯が並んだときの優先順位は、この記事の点数データには含めていません。出典の基準表で確かめてください
- 点数が足りずに落ちたときの選択肢(二次募集・認可外・育休延長)は桜川市の記事一覧にまとめています
よくある質問
時短勤務やパートだと何点になりますか?
桜川市の就労の点数は勤務日数・時間の区分で決まります。いちばん高い区分は「月170時間以上の就労を常態とする」で100点、いちばん低い区分は「月64時間以上80時間未満の就労を常態とする」で50点です。上の基本点数表で自分の勤務条件に近い区分を見てください(区分は11段階)。
育児休業から復帰する場合の加点はありますか?
あります。「母の育児休業により退職し、復職時に申込みし」で該当する場合は+20点です。
祖父母と同居していると減点されますか?
「児童と同居の祖父母が65歳未満で児童の保育が可能」の項目があり、該当する場合は-10点です。年齢や就労状況で扱いが変わる自治体が多いので、条件は出典の基準表で確かめてください。
上の子が在園していると有利になりますか?
「既にきょうだいが保育施設等の利用」の項目があり、該当する場合は+12点です。
点数が同じ世帯が並んだらどう決まりますか?
同点のときの優先順位(所得、在住期間、申込順など)は自治体ごとに基準表の後ろに決められています。この記事の点数データには含めていないので、桜川市の利用調整基準表(下の出典)で確かめてください。
出典と確認日
2026年9月18日時点で、桜川市の公式資料を読んで作った点数データにもとづいています。基準表は年度ごとに改定されることがあるので、申込前に必ず最新の基準表を確かめてください。
自分の点数を出す: 桜川市の保育園入園点数シミュレーターで、上の表の区分を選ぶだけで合計点数が分かります。