宝塚市の認可保育園・認定こども園の入園は、保護者の状況を点数にして高い世帯から順に決める「利用調整」で選考されます。この記事は宝塚市の公式資料宝塚市「保育施設利用のご案内」(令和8年度)をもとに、基本点数の全区分、調整点数の全項目、世帯タイプ別の計算例をまとめたものです。世帯の満点は30点、加点で大きいのはひとり親世帯(+16点)・生活保護世帯(+6点)・きょうだいが宝塚市の認可保育施設に在園している(+6点)、減点の項目はありません。自分の点数は宝塚市の点数シミュレーターで1分で出せます。
宝塚市の点数のしくみ
宝塚市は父母それぞれの基本点数を足し合わせる方式です。2人ともフルタイムで働いている世帯の基本点数が満点の30点になります。
合計点数 = 世帯の基本点数(保護者それぞれの「保育が必要な理由」の点数)+ 調整点数(世帯の状況による加点・減点)
基本点数は保護者ごとに、就労・病気・障害・介護・出産・就学・求職などの理由のうちあてはまるもの1つで決まります。調整点数は世帯としての状況(ひとり親、きょうだい、生活保護、認可外の利用など)で加減されます。
基本点数の表(保護者1人分)
保護者それぞれについて、次の区分の点数が付きます。表は宝塚市の基準表の区分をそのまま並べたものです。
仕事をしている・通学中
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 週4日以上かつ1日7時間以上の就労・通学 | 10 |
| 月64時間以上の就労・通学 | 6 |
病気・負傷の治療中
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 入院 | 15 |
| 常時安静 | 12 |
| 一般加療 | 6 |
| 通院(比較的軽度で定期通院が必要) | 3 |
障害がある
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 身体・精神1-2級 / 療育A / 要介護4-5 | 8 |
| 身体・精神3-4級 / 療育B / 要介護1-2-3 | 4 |
家族の介護・看護
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 入院者の介護(月64時間以上) | 7 |
| 障害者施設通園付添い(月64時間以上) | 6 |
| 常時臥床・要安静者の介護(月64時間以上) | 6 |
| 重度障害者の介護(1-2級/A/要介護4-5、月64時間以上) | 4 |
| 一般加療者の介護(月64時間以上) | 3 |
| 軽度障害者の介護(3-4級/B/要介護1-2-3、月64時間以上) | 2 |
災害復旧
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 災害復旧に従事 | 10 |
仕事を探している
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 求職中・就労予定 | 1 |
調整点数の表
世帯の状況で足し引きされる点数です。複数にあてはまれば重なって加減されます(重複の制限は基準表の注記で確かめてください)。
加点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| ひとり親世帯 | はい | +16 |
| ひとり親で祖父母と同居していませんか | はい | +3 |
| 産前産後休暇・育児休業から復職予定 | はい | +3 |
| 父又は母が単身赴任等で常時不在 | はい | +1 |
| 生計中心者が失業により就労の必要性が高い | はい | +3 |
| 生活保護世帯 | はい | +6 |
| 保育士資格・幼稚園教諭免許を持つ保護者が保育業務に従事している | 宝塚市内の施設で月64時間以上勤務 | +5 |
| 教育・保育施設で勤務 | +2 | |
| 月極で認可外保育所等に入所している | はい | +5 |
| きょうだいが宝塚市の認可保育施設に在園している | はい | +6 |
| きょうだいの同時申込 | はい | +2 |
| 多胎児(双子等)で同時入所を希望し | はい | +2 |
宝塚市の点数データには減点の項目はありません。
世帯タイプ別の計算例
上の表の点数をそのまま当てはめた例です(調整点数は書いてあるもの以外は無しとしています)。
| 世帯 | あてはめた区分 | 基本点数 | 調整 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 共働き(2人ともフルタイム) | 保護者1: 週4日以上かつ1日7時間以上の就労・通学(10点) 保護者2: 週4日以上かつ1日7時間以上の就労・通学(10点) | 20 | 0 | 20 |
| フルタイム+求職中 | 保護者1: 週4日以上かつ1日7時間以上の就労・通学(10点) 保護者2: 求職中・就労予定(1点) | 11 | 0 | 11 |
| ひとり親(フルタイム) | 保護者1: 週4日以上かつ1日7時間以上の就労・通学(10点) ひとり親世帯: はい(+16点) | 10 | +16 | 26 |
きょうだいの在園、育休からの復帰、認可外の利用などがあれば、ここに調整点数が足し引きされます。全部まとめて計算するなら宝塚市の点数シミュレーターを使ってください。
点数を上げる前に確かめること
- 就労の点数は勤務日数と時間の区分の境目で変わります。就労証明書に書く勤務時間が区分の境目に近いなら、勤務先に契約どおりの時間で書いてもらう(就労証明書の書き方)
- 調整点数は申請時に証明書類を出して初めて付きます。加点の条件と提出書類は基準表の注記に書かれています
- 点数が同じ世帯が並んだときの優先順位は、この記事の点数データには含めていません。出典の基準表で確かめてください
- 点数が足りずに落ちたときの選択肢(二次募集・認可外・育休延長)は宝塚市の記事一覧にまとめています
よくある質問
育児休業から復帰する場合の加点はありますか?
あります。「産前産後休暇・育児休業から復職予定」で該当する場合は+3点です。
認可外保育施設に預けていると点数は上がりますか?
宝塚市では「月極で認可外保育所等に入所している」の項目があり、該当する場合は+5点です。条件(月極の利用か、有償か、利用期間など)は出典の基準表で確かめてください。
上の子が在園していると有利になりますか?
「きょうだいが宝塚市の認可保育施設に在園している」の項目があり、該当する場合は+6点です。
点数が同じ世帯が並んだらどう決まりますか?
同点のときの優先順位(所得、在住期間、申込順など)は自治体ごとに基準表の後ろに決められています。この記事の点数データには含めていないので、宝塚市の利用調整基準表(下の出典)で確かめてください。
出典と確認日
2026年9月18日時点で、宝塚市の公式資料を読んで作った点数データにもとづいています。基準表は年度ごとに改定されることがあるので、申込前に必ず最新の基準表を確かめてください。
自分の点数を出す: 宝塚市の保育園入園点数シミュレーターで、上の表の区分を選ぶだけで合計点数が分かります。