東金市の認可保育園・認定こども園の入園は、保護者の状況を点数にして高い世帯から順に決める「利用調整」で選考されます。この記事は東金市の公式資料「東金市保育の利用に関する規則 別表第1(利用基準)・別表第2(調整基準)」をもとに、基本点数の全区分、調整点数の全項目、世帯タイプ別の計算例をまとめたものです。保護者1人の満点は60点、加点で大きいのは廃止・休止施設(+50点)・保育士就労(+20点)・世帯類型(+10点)、減点の項目は3つ。自分の点数は東金市の点数シミュレーターで1分で出せます。
東金市の点数のしくみ
東金市は父母それぞれの基本点数を出し、低い方を世帯の基本点数にする方式です(保護者1人あたりの満点は60点)。片方がフルタイムでも、もう片方が短時間勤務なら世帯の点数は低い方に合わせて決まります。ひとり親の場合はその保護者の点数がそのまま世帯の基本点数です。
合計点数 = 世帯の基本点数(保護者それぞれの「保育が必要な理由」の点数)+ 調整点数(世帯の状況による加点・減点)
基本点数は保護者ごとに、就労・病気・障害・介護・出産・就学・求職などの理由のうちあてはまるもの1つで決まります。調整点数は世帯としての状況(ひとり親、きょうだい、生活保護、認可外の利用など)で加減されます。
基本点数の表(保護者1人分)
保護者それぞれについて、次の区分の点数が付きます。表は東金市の基準表の区分をそのまま並べたものです。
父(保護者)の就労・保育が必要な事由
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 就労(月20日以上・月160時間以上) | 50 |
| 就労(月20日以上・月140〜160時間未満) | 44 |
| 就労(月20日以上・月120〜140時間未満) | 38 |
| 就労(月20日以上・月100〜120時間未満) | 31 |
| 就労(月20日以上・月80〜100時間未満) | 25 |
| 就労(月16〜20日未満・月160時間以上) | 40 |
| 就労(月16〜20日未満・月140〜160時間未満) | 35 |
| 就労(月16〜20日未満・月120〜140時間未満) | 30 |
| 就労(月16〜20日未満・月100〜120時間未満) | 25 |
| 就労(月16〜20日未満・月80〜100時間未満) | 20 |
| 就労(その他・月60時間以上) | 19 |
| 妊娠・出産 | 50 |
| 疾病(入院1か月以上) | 50 |
| 疾病(常時寝たきり療養) | 50 |
| 疾病(その他日常生活に支障) | 39 |
| 障害(障害者手帳1・2級) | 50 |
| 障害(その他) | 39 |
| 介護・看護(手帳1・2級の親族と同居し常時介護) | 50 |
| 介護・看護(その他の障害の親族と同居し常時介護) | 39 |
| 介護・看護(1か月以上入院する親族の付添) | 44 |
| 介護・看護(その他) | 25 |
| 災害復旧従事 | 50 |
| 求職活動 | 8 |
| 就学・通学通所(月20日以上・月160時間以上/就労に準じる) | 50 |
| 就学・通学通所(月20日以上・月140〜160時間未満) | 44 |
| 就学・通学通所(月20日以上・月120〜140時間未満) | 38 |
| 就学・通学通所(月20日以上・月100〜120時間未満) | 31 |
| 就学・通学通所(月20日以上・月80〜100時間未満) | 25 |
| 就学・通学通所(月16〜20日未満・月160時間以上) | 40 |
| 就学・通学通所(月16〜20日未満・月140〜160時間未満) | 35 |
| 就学・通学通所(月16〜20日未満・月120〜140時間未満) | 30 |
| 就学・通学通所(月16〜20日未満・月100〜120時間未満) | 25 |
| 就学・通学通所(月16〜20日未満・月80〜100時間未満) | 20 |
| 就学・通学通所(その他・月60時間以上) | 19 |
| 虐待・DV | 60 |
調整点数の表
世帯の状況で足し引きされる点数です。複数にあてはまれば重なって加減されます(重複の制限は基準表の注記で確かめてください)。
加点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| 世帯類型 | ひとり親世帯(18〜65歳の同居家族なし) | +10 |
| ひとり親世帯(18〜65歳の同居家族あり) | +6 | |
| 配偶者と別居中(18〜65歳の同居家族なし) | +8 | |
| 配偶者と別居中(18〜65歳の同居家族あり) | +4 | |
| 生活保護世帯(就労に該当する場合) | +4 | |
| きょうだいの状況 | 家庭的保育・認可外の卒園児のきょうだい | +10 |
| 在園中のきょうだいと同じ施設を希望 | +7 | |
| きょうだいの同時申込 | +1 | |
| 保育士就労 | 市内の保育所等で保育士等として就労(予定含む) | +20 |
| 廃止・休止施設 | 廃止・休止施設からの申込 | +50 |
| 育児休業 | 産休・育休終了後の職場復帰予定 | +10 |
減点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| 育児休業 | 希望施設が不可の場合は育休延長を容認 | -50 |
| 親族の支援 | 同居・近隣の18〜65歳の親族から支援を受けられる | -25 |
| 保育料 | きょうだいの在園児・卒園児につき6か月以上の保育料滞納 | -40 |
世帯タイプ別の計算例
上の表の点数をそのまま当てはめた例です(調整点数は書いてあるもの以外は無しとしています)。
| 世帯 | あてはめた区分 | 基本点数 | 調整 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 共働き(2人ともフルタイム) | 保護者1: 虐待・DV(60点) 保護者2: 虐待・DV(60点) | 60 | 0 | 60 |
| フルタイム+短時間勤務 | 保護者1: 虐待・DV(60点) 保護者2: 就労(その他・月60時間以上)(19点) | 19 | 0 | 19 |
| フルタイム+求職中 | 保護者1: 虐待・DV(60点) 保護者2: 求職活動(8点) | 8 | 0 | 8 |
きょうだいの在園、育休からの復帰、認可外の利用などがあれば、ここに調整点数が足し引きされます。全部まとめて計算するなら東金市の点数シミュレーターを使ってください。
点数を上げる前に確かめること
- 就労の点数は勤務日数と時間の区分の境目で変わります。就労証明書に書く勤務時間が区分の境目に近いなら、勤務先に契約どおりの時間で書いてもらう(就労証明書の書き方)
- 調整点数は申請時に証明書類を出して初めて付きます。加点の条件と提出書類は基準表の注記に書かれています
- 点数が同じ世帯が並んだときの優先順位は、この記事の点数データには含めていません。出典の基準表で確かめてください
- 点数が足りずに落ちたときの選択肢(二次募集・認可外・育休延長)は東金市の記事一覧にまとめています
よくある質問
時短勤務やパートだと何点になりますか?
東金市の就労の点数は勤務日数・時間の区分で決まります。いちばん高い区分は「虐待・DV」で60点、いちばん低い区分は「就労(その他・月60時間以上)」で19点です。上の基本点数表で自分の勤務条件に近い区分を見てください(区分は35段階)。
育児休業から復帰する場合の加点はありますか?
あります。「育児休業」で「産休・育休終了後の職場復帰予定」の場合は+10点、「希望施設が不可の場合は育休延長を容認」の場合は-50点です。
上の子が在園していると有利になりますか?
「きょうだいの状況」の項目があり、「家庭的保育・認可外の卒園児のきょうだい」の場合は+10点、「在園中のきょうだいと同じ施設を希望」の場合は+7点、「きょうだいの同時申込」の場合は+1点です。
点数が同じ世帯が並んだらどう決まりますか?
同点のときの優先順位(所得、在住期間、申込順など)は自治体ごとに基準表の後ろに決められています。この記事の点数データには含めていないので、東金市の利用調整基準表(下の出典)で確かめてください。
出典と確認日
2026年9月18日時点で、東金市の公式資料を読んで作った点数データにもとづいています。基準表は年度ごとに改定されることがあるので、申込前に必ず最新の基準表を確かめてください。
自分の点数を出す: 東金市の保育園入園点数シミュレーターで、上の表の区分を選ぶだけで合計点数が分かります。