和光市の認可保育園・認定こども園の入園は、保護者の状況を点数にして高い世帯から順に決める「利用調整」で選考されます。この記事は和光市の公式資料「和光市保育の必要性の認定に関する条例施行規則(別表第2・第3・第4)」をもとに、基本点数の全区分、調整点数の全項目、世帯タイプ別の計算例をまとめたものです。世帯の満点は60点、加点で大きいのは傷病・障害を有する同居人(+1点)、減点の項目は4つ。自分の点数は和光市の点数シミュレーターで1分で出せます。
和光市の点数のしくみ
和光市は父母それぞれの基本点数を足し合わせる方式です。2人ともフルタイムで働いている世帯の基本点数が満点の60点になります。
合計点数 = 世帯の基本点数(保護者それぞれの「保育が必要な理由」の点数)+ 調整点数(世帯の状況による加点・減点)
基本点数は保護者ごとに、就労・病気・障害・介護・出産・就学・求職などの理由のうちあてはまるもの1つで決まります。調整点数は世帯としての状況(ひとり親、きょうだい、生活保護、認可外の利用など)で加減されます。
基本点数の表(保護者1人分)
保護者それぞれについて、次の区分の点数が付きます。表は和光市の基準表の区分をそのまま並べたものです。
父(保護者)の就労・保育が必要な事由
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 就労・週5日以上で日8時間以上 | 30 |
| 就労・週5日以上で日7〜8時間未満 | 29 |
| 就労・週5日以上で日6〜7時間未満 | 28 |
| 就労・週5日以上で日5〜6時間未満 | 27 |
| 就労・週5日以上で日4〜5時間未満 | 26 |
| 就労・週4日以上で日8時間以上 | 28 |
| 就労・週4日以上で日7〜8時間未満 | 27 |
| 就労・週4日以上で日6〜7時間未満 | 26 |
| 就労・週4日以上で日5〜6時間未満 | 25 |
| 就労・週4日以上で日4〜5時間未満 | 24 |
| 就労・週3日以上で日8時間以上 | 26 |
| 就労・週3日以上で日7〜8時間未満 | 25 |
| 就労・週3日以上で日6〜7時間未満 | 24 |
| 就労・週3日以上で日5〜6時間未満 | 23 |
| 就労・週3日以上で日4〜5時間未満 | 22 |
| 内職(月12日以上・日4時間以上) | 15 |
| 妊娠中(出産予定月が入園希望月±2月以内) | 25 |
| 産後回復中(出産予定月が入園希望月の3月以上後) | 15 |
| 疾病(精神性・感染性疾患、常時臥床で3月以上加療) | 30 |
| 疾病(1月以上通院、常時安静が必要) | 27 |
| 疾病(その他1月以上加療が必要) | 22 |
| 障害(身体1〜2級、精神1〜3級、療育手帳A・A・B) | 30 |
| 障害(身体3級、療育手帳C) | 26 |
| 障害(身体4級) | 24 |
| 求職活動中 | 10 |
調整点数の表
世帯の状況で足し引きされる点数です。複数にあてはまれば重なって加減されます(重複の制限は基準表の注記で確かめてください)。
加点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| 傷病・障害を有する同居人 | 同居人が傷病・障害を有する | +1 |
減点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| 入園辞退歴 | 過去に入園辞退の実績がある | -2 |
| 求職活動 | 求職活動中で同居の18〜65歳者がいる | -1 |
| 保育料滞納 | 保育料の滞納で督促を受けている | -10 |
| 転入手続き | 転入予定者で住所確認書類が未提出 | -10 |
世帯タイプ別の計算例
上の表の点数をそのまま当てはめた例です(調整点数は書いてあるもの以外は無しとしています)。
| 世帯 | あてはめた区分 | 基本点数 | 調整 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 共働き(2人ともフルタイム) | 保護者1: 就労・週5日以上で日8時間以上(30点) 保護者2: 就労・週5日以上で日8時間以上(30点) | 60 | 0 | 60 |
| フルタイム+短時間勤務 | 保護者1: 就労・週5日以上で日8時間以上(30点) 保護者2: 就労・週3日以上で日4〜5時間未満(22点) | 52 | 0 | 52 |
| フルタイム+求職中 | 保護者1: 就労・週5日以上で日8時間以上(30点) 保護者2: 求職活動中(10点) | 40 | 0 | 40 |
きょうだいの在園、育休からの復帰、認可外の利用などがあれば、ここに調整点数が足し引きされます。全部まとめて計算するなら和光市の点数シミュレーターを使ってください。
点数を上げる前に確かめること
- 就労の点数は勤務日数と時間の区分の境目で変わります。就労証明書に書く勤務時間が区分の境目に近いなら、勤務先に契約どおりの時間で書いてもらう(就労証明書の書き方)
- 調整点数は申請時に証明書類を出して初めて付きます。加点の条件と提出書類は基準表の注記に書かれています
- 点数が同じ世帯が並んだときの優先順位は、この記事の点数データには含めていません。出典の基準表で確かめてください
- 点数が足りずに落ちたときの選択肢(二次募集・認可外・育休延長)は和光市の記事一覧にまとめています
よくある質問
時短勤務やパートだと何点になりますか?
和光市の就労の点数は勤務日数・時間の区分で決まります。いちばん高い区分は「就労・週5日以上で日8時間以上」で30点、いちばん低い区分は「就労・週3日以上で日4〜5時間未満」で22点です。上の基本点数表で自分の勤務条件に近い区分を見てください(区分は25段階)。
点数が同じ世帯が並んだらどう決まりますか?
同点のときの優先順位(所得、在住期間、申込順など)は自治体ごとに基準表の後ろに決められています。この記事の点数データには含めていないので、和光市の利用調整基準表(下の出典)で確かめてください。
出典と確認日
2026年9月18日時点で、和光市の公式資料を読んで作った点数データにもとづいています。基準表は年度ごとに改定されることがあるので、申込前に必ず最新の基準表を確かめてください。
自分の点数を出す: 和光市の保育園入園点数シミュレーターで、上の表の区分を選ぶだけで合計点数が分かります。