ダブルケアとは
「ダブルケア」とは、子育てと親等の介護を同時に行うことを指します。晩婚化・高齢出産の増加に伴い、育児期間中に親の介護が重なるケースが増えています。ダブルケア家庭では、保育園の入園選考において「介護を理由とした保育の必要性」が認められる場合があります。
介護を理由とした保育の必要性
保育の必要事由には「就労」以外にも「家族の介護・看護」が含まれています。保護者が家族(配偶者の親等も含む)の介護を行っているため保育ができない場合、介護証明書等を提出することで認定を受けられる場合があります。
介護認定の書類(自治体によって異なります)
- 介護保険被保険者証・要介護認定証のコピー
- 介護状況申告書(自治体所定の様式)
- 医師の診断書(場合による)
ダブルケア家庭の入園選考での加点
一部の自治体では、ダブルケア世帯に対して調整指数(加点)を設けています。加点の有無・点数は自治体によって大きく異なるため、必ず保育課に確認してください。
使える支援制度
介護側の支援
- 居宅介護支援(ケアマネジャー):要介護認定を受けた親の介護計画を立てる専門職に相談する
- デイサービス・ショートステイ:介護負担を軽減するサービスを利用して、育児・就労の時間を確保する
- 訪問介護:ホームヘルパーに自宅での介護を依頼する
育児側の支援
- ファミリーサポートセンター:保育の補助サービスを活用する
- 一時預かり保育:保育園が実施している一時預かりを利用する
- 子育て短期支援(ショートステイ・トワイライト):親が病気・介護で保育できない場合に子どもを一時的に預ける制度
地域包括支援センターに相談する
ダブルケアの相談先として「地域包括支援センター」が役立ちます。介護と育児の両方について、地域の専門機関につないでもらえます。
ダブルケア家庭の保活で伝えるべきこと
申込書類の「保育を必要とする理由」には、介護の状況を具体的に記入します。「誰を・どのような状態で・週何日程度介護しているか」を明確に書き、証明書類とともに提出しましょう。