保育園からの呼び出しは避けられない
保育園入園後、子どもが発熱や体調不良で急な呼び出しを受けるのは珍しいことではありません。特に入園後の1〜2か月は「洗礼」と呼ばれるほど体調を崩しやすく、毎週呼び出しを受ける家庭も少なくありません。職場への影響を最小限にするため、入園前から複数の対応策を準備しておくことが重要です。
病気のとき利用できる4つのサポート
1. 病児保育施設
発熱・病気の子どもを一時的に預かる専門施設です。小児科に併設されているケースが多く、医師・看護師が常駐しているため安心して預けられます。
病児保育の事前登録が必須
病児保育は当日の急な利用は難しい場合が多く、事前登録と予約が必要です。入園前から近くの病児保育施設を探し、登録を済ませておきましょう。
2. 病後児保育
病気の回復期(熱が下がった翌日など)から利用できる施設です。保育園の登園基準(解熱後24〜48時間など)を満たすまでの間に利用します。
3. ファミリーサポートセンター(ファミサポ)
自治体が運営する「育児の相互援助活動」で、支援会員(提供会員)が自宅や自分の自宅で子どもを預かります。病気の子どもを預けられる「病児対応」の支援会員を事前に確認しておきましょう。
4. ベビーシッター
民間のベビーシッターサービスは、急な呼び出し時に自宅で子どもを見てもらえます。費用はかかりますが、手軽さと柔軟性が高いです。自治体によっては補助制度がある場合もあります。
職場への配慮と事前の合意形成
急な休みや早退が発生することを、上司・同僚に事前に伝えておくことが大切です。特に入園後1〜2か月は体調を崩しやすいことを正直に話し、チームで助け合える環境を作りましょう。
子の看護休暇(労働基準法)
小学校就学前の子を持つ労働者は、年間5日(子どもが2人以上の場合は10日)の「子の看護休暇」を取得できます(2021年1月から時間単位での取得も可能)。2025年4月からは対象範囲が小学3年生修了まで拡大されました。有給・無給の扱いは会社によって異なります。
夫婦で「呼び出し対応のルール」を決めておく
どちらが呼び出しに対応するか、を会議ベースで決めておくと当日の焦りが減ります。
- 交互に担当する(月・水は夫、火・木は妻など)
- 仕事の状況を毎朝LINEで共有して、余裕のある方が対応する
- どちらも対応困難な日のバックアッププランを決めておく(祖父母・ファミサポ等)
登園基準と保育園のルール確認
保育園によって、「熱が何度以上で連絡」「解熱後何時間で登園可能」などの基準が異なります。入園説明会で必ず確認し、職場にも共有しておきましょう。