認可外保育施設とは
認可外保育施設は、国や都道府県の認可を受けていない保育施設の総称です。認可を受けていないからといって「危険」なわけではなく、都道府県や自治体の監査を受けており、一定の基準を満たしています。
認可外保育施設の主な種類
1. 認証保育所(東京都独自)
東京都が独自に設けた認証制度の保育所です。0〜5歳が対象で、13時間開所が原則(認可より長い)。都と区市町村から補助金が出るため、保育料は認可外より低めに設定されている場合が多いです。
2. 企業主導型保育事業
企業が従業員向けに整備する保育施設ですが、定員の半数まで「地域枠」として近隣の一般世帯も利用できます。内閣府所管で設置・運営基準は認可保育所に準じており、保育の質は比較的高いといわれています。
3. 保育ママ(家庭的保育事業)
保育士等の資格を持つ人が自宅で3〜5名の子どもを預かる事業です。小規模で家庭的な環境が特徴。多くは0〜2歳対象で、市区町村が認定します。
4. 小規模保育(A〜C型)
0〜2歳を対象に、定員6〜19名で運営する保育施設です。認可施設の一種ですが、認可保育園より小規模で、地域型保育事業として設置されます。
5. 事業所内保育所
企業が社内に設置する保育所です。従業員の子どもが優先されますが、地域枠がある場合は一般募集されます。
認可外保育施設の補助制度
3〜5歳の場合、認可外保育施設を利用していても月3.7万円まで「施設等利用給付」が受けられます(保育の必要性の認定が必要)。認可に入れなかった場合でも、補助を活用することで費用負担を抑えられます。
認可外から認可への転園
認可外保育施設を利用しながら、認可保育園の途中入園を待つのは有効な戦略です。ただし、認可外に在籍中でも認可保育園への申込・待機は継続できます。
自治体の保育課に「途中入園希望」として登録します。
認可外在籍中でも4月入園の申込は継続できます。
転園時は認可外の退園手続きが必要なため、退園規定(1か月前通知など)を確認しておきます。
認可外を選ぶ際のチェックポイント
- 都道府県の認可外保育施設監督指導データ(検査結果)を確認する
- 見学時に保育士の配置数・資格保有率を確認する
- 緊急時の連絡体制・救急対応マニュアルがあるか確認する
- 保育料の内訳(給食費・教材費等の別途請求の有無)を確認する