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認可と認可外、どっちを選ぶ?メリット・デメリット比較
保活ガイド

認可と認可外、どっちを選ぶ?メリット・デメリット比較

保活コラム|更新日: 2026-04-11

認可保育園と認可外保育園の違い、メリット・デメリット、認証保育所・企業主導型など多様な保育施設を比較。家庭に最適な選択をするためのガイド。

保育施設の種類

保育園は、運営主体や監督官庁により、大きく「認可」と「認可外」に分かれます。また、認可外の中にも様々なタイプがあり、それぞれ特徴や強み・弱みが異なります。

認可保育園とは

認可保育園は、都道府県知事から認可を受けた保育施設です。国が定めた基準(職員配置、施設面積、衛生管理など)を満たしています。

認可保育園のメリット

1. 保育料が低い

保育料は、保護者の市区町村民税額に基づいて自治体が決定します。年収に応じた段階的な負担になるため、低所得世帯の負担が少ないという公平性があります。

2. 保育の質が一定水準に保たれている

職員配置(0歳児3名に対し保育士1名など)、施設の衛生管理、保育内容などについて、定期的に指導を受けます。

3. 社会的信用が高い

認可園に通園していることは、社会的に「正規の保育を受けている」と認識されます。

4. 育児休業給付金の対象になりやすい

育児休業給付金を受け取るには「保育所に入園した」という証明が必要ですが、認可園であれば問題なく対象になります。

5. 子ども・子育て支援新制度の対象

無料化(3歳以上)などの公的支援を受けられます。

認可保育園のデメリット

1. 定員が少なく、競争が激しい

認可園は多くの地域で定員に対して申込者が上回り、すべての希望者が入園できるわけではありません。

2. 保育時間の融通性が低い

通常保育時間(例:8:30~16:30)が決まっており、それ以外の時間帯の対応は限られています。

3. 特色に乏しいことがある

公営園は特に「個性的なプログラム」より「基準を満たすこと」を優先する傾向があります。

認可外保育施設とは

認可外保育施設は、都道府県知事から認可を受けていない保育施設の総称です。運営主体は、企業、NPO、個人など様々です。

認可外保育施設のメリット

1. 保育時間が柔軟

夜間保育、24時間保育、一時預かりなど、認可園では対応しない時間帯に対応できます。シフト勤務や夜勤がある親にとって、重要な選択肢になります。

2. 入園のハードルが低い

認可園のような厳しい選考がなく、定員があれば比較的簡単に入園できます。急に預ける必要が出た場合の対応も可能です。

3. 特色のある保育が受けられる場合がある

英語教育、音楽教育、モンテッソーリメソッドなど、独自の方針で運営する園が多いです。

4. 保育料が安い場合も多い

認可園より安い保育料を提示する認可外園も数多くあります。ただし、月額固定だけでなく、追加費用の有無を確認が必要です。

認可外保育施設のデメリット

1. 保育の質にばらつきがある

施設基準や職員配置に関する指導が認可園ほど厳しくないため、園ごとの差が大きいです。

2. 保育料が高くなる可能性

保育料は施設が自由に設定するため、相場より高い施設もあります。また、延長保育、教材費、遠足代などの追加費用が多い園もあります。

3. 育児休業給付金の対象にならない可能性

一部の認可外園は、ハローワークの認可基準を満たさず、育児休業給付金の対象外になることがあります。事前確認が必須です。

4. 施設の閉園リスク

経営難で急に閉園する場合があります。長期入園の場合、経営状況の確認が重要です。

認証保育所(東京都独自の制度)

東京都では、独自に「認証保育所」という制度を設けています。認可と認可外の中間的な位置づけです。

認証保育所の特徴

  • 基準:認可保育園より緩いが、一定の基準(職員配置、面積など)は満たす
  • 保育料:認可園より高い(月額基準額あり)が、自治体が補助する場合がある
  • 保育時間:最低でも朝8時~夜20時(A型)、夜22時(B型)を保証
  • 利点:入園のハードルが認可園より低く、保育時間が長い

企業主導型保育園

企業が従業員向けに運営する保育施設です。2015年の制度開始後、急速に増えました。

企業主導型保育園の特徴

  • 利用者:運営企業の従業員、および地域の利用者
  • 保育料:企業補助により、安い場合が多い
  • 保育時間:柔軟(企業のニーズに応じて24時間対応も可能)
  • 質の管理:国の助成を受けるため、一定基準を満たす必要があるが、認可園ほど厳しくない
  • リスク:企業の経営状況により、閉園の可能性がある

小規模保育事業所

定員6~19名という小規模で、0~2歳の乳幼児を預かる施設です。

小規模保育の特徴

  • 定員:6~19名(家庭的保育より多く、認可園より少ない)
  • 対象年齢:0~2歳に限定
  • メリット:少人数のため、きめ細かい対応が期待できる
  • デメリット:3歳以降は「連携園」への転園が必要
  • 保育料:自治体の基準により異なる

家庭的保育(保育ママ)

保育士資格を持つ個人が、自宅で3名以下の子どもを預かる形態です。

家庭的保育のメリット・デメリット

メリット

  • 少人数で、家庭のような温かい環境
  • 親個別のニーズへの対応が柔軟
  • 保育料が比較的安い

デメリット

  • 預け手の急病など、急な対応ができない場合がある
  • 3歳以降の転園先を自分たちで探す必要がある
  • 施設による質の差が大きい

認可外から認可への転園戦略

0歳で認可外に入園し、その後1歳や2歳で認可園に転園するという戦略もあります。

転園戦略のメリット

  • 0歳で認可外に入園しておくと、後年「待機児童」の実績ができ、1歳4月の入園時に加点される可能性がある
  • 育児休業給付金を早期に受け終わらせ、仕事に復帰して指数を上げる
  • 子どもが「園生活」に慣れるまでの間、認可外でサポート

注意点

待機児童のカウント方法や転園加点は、自治体により異なります。この戦略を検討する際は、必ず自治体に確認してください。

自分たちに最適な施設を選ぶポイント

  1. 親の就労形態:シフト勤務や夜勤があれば、認可外や認証の選択肢が必須
  2. 経済状況:保育料の負担額で、認可/認可外/認証の優先順位が決まる
  3. 教育方針:特色のある保育を希望するなら、認可外で確認
  4. 将来の転園計画:小学校進学の際、どんな園から進学させたいか
  5. 施設の評判・見学:どのタイプの園でも、実際に見学して雰囲気や対応を確認することが最重要

※ 制度の詳細はお住まいの自治体にご確認ください。

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免責事項:この記事の情報は2026-04-11時点のものです。最新情報は各自治体の公式サイトをご確認ください。 当サイトの情報により生じた損害について一切の責任を負いかねます。