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入園点数の仕組みをわかりやすく解説
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入園点数の仕組みをわかりやすく解説

保活コラム|更新日: 2026-04-11

保育園入園選考の鍵となる『点数』。基本指数と調整指数の計算方法、同点の場合の優先順位、min方式の違いまで、複雑な仕組みをわかりやすく説明します。

保育園入園の選考方法

保育園の入園は、書類のみでの選考です。面接試験や親の資産状況調査はありません。代わりに、申込時点での「指数」(点数)が最も重要な要素になります。

選考の基本原則

各園で、申込者を指数の高い順に並べて、定員に達するまで順に「入園可」と決定していきます。同じ指数の人が複数いる場合は、自治体が定めた優先順位で判断されます。

基本指数:親の就労状況で決まる

保育園に入園するには、保護者が「保育を必要とする状態」にあることが前提です。その状態を数値化したのが「基本指数」です。

就労時間による基本指数の例

以下は一般的な自治体の例です。お住まいの自治体により、点数配分は異なる場合があります。

就労形態週の就労時間点数(例)
フルタイム勤務40時間以上50点
パートタイム勤務30時間以上40時間未満40点
パートタイム勤務20時間以上30時間未満30点
短時間勤務15時間以上20時間未満20点
求職活動中-10点
育児休業中-0点
無職-0点

育児休業中の扱い

育児休業中は基本指数が0点になる自治体がほとんどです。そのため、0歳で入園させたい場合でも、保護者の一人が職場に復帰するか、求職活動を始める必要があります。

2人世帯の場合の指数計算

多くの自治体では、「2人のうち低い方の点数を採用する」というルール(min方式)を使っています。これはシングルマザー/ファザー世帯との公平性を保つためです。

計算例

父:フルタイム50点、母:パートタイム35点の場合
→ 基本指数は35点(低い方)

調整指数:加点・減点項目

基本指数に加えて、家庭の事情に応じた加点・減点が行われます。これを「調整指数」と呼びます。

主な加点項目

きょうだい加点

既に別のお子さんが認可保育園・認定こども園に在園している場合、その下の子の入園時に加点されることがあります。加点は5~10点程度が一般的です。

ひとり親世帯

シングルマザーまたはシングルファーザー世帯は、5~10点の加点を受けることが多いです。

生活保護受給世帯

生活保護法の被保護世帯は、通常の就労点より加点されます。

障害者手帳保有者

保護者や兄姉に障害がある場合、加点される場合があります。

減点となる場合

入園年度の前年度に認可保育園から転園や退園した場合、減点される自治体もあります。これは「待機児童の救済」を優先するためです。

選考指数の計算方法

最終的な「選考指数」は以下の式で計算されます:

選考指数 = 基本指数(低い方) + 調整指数(各項目の合計)

計算例

ケース1:共働き家庭、上の子が既に保育園に通っている

  • 父:フルタイム勤務 50点
  • 母:フルタイム勤務 50点
  • 基本指数:50点(min方式で計算)
  • きょうだい加点:+8点
  • → 選考指数:58点

ケース2:シングルマザー、パートタイム勤務

  • 母:パートタイム(25時間) 30点
  • 基本指数:30点
  • ひとり親加点:+10点
  • → 選考指数:40点

min方式とmax方式の違い

ほとんどの自治体はmin方式(低い方を採用)ですが、一部の自治体ではmax方式(高い方を採用)を使っています。

方式計算方法特徴
min方式両親のうち低い方の点数を採用多くの自治体。シングル世帯との公平性を重視
max方式両親のうち高い方の点数を採用フルタイム共働き世帯が有利。少数の自治体のみ

注意

同じ都道府県内でも自治体により方式が異なります。必ず自治体のガイドで確認しましょう。

同じ指数の場合の優先順位

複数の申込者が同じ指数の場合、以下のようなルールで順位が決まります。自治体により順序は異なります。

  1. 同一保育園での申込者が多い場合:その保育園への申込順序(第一希望を上位)
  2. 利用調整指標が同じ場合:小さいお子さん(年齢が低い)を優先
  3. それでも同点の場合:申込受付日時(先着順)
  4. 抽選:自治体によっては最後に抽選で決定

優先順位の詳細はガイドで確認を

自治体によって優先ルールが大きく異なります。「同じ点数の場合、誰が有利か」は、きょうだい関係、申込日時、年齢などに左右されるため、必ず自治体のガイドで確認してください。

点数を上げるための施策

1. 就労状況の変更

育児休業中の親が職場に復帰すれば、点数が上がります。逆に、退職予定の場合は、入園手続き前の離職は避けるべきです。

2. 求職活動の継続

無業状態でも「求職活動中」と申立書に記載し、ハローワークの求人紹介状などを提出すれば、10~20点程度の点数が認められることがあります。

3. きょうだい入園を活用

既に子どもが保育園に通っていれば、下の子の入園時に加点が受けられます。

hoikatenで点数を確認する

hoikatenのシミュレーターでは、自分たちの世帯情報を入力することで、おおよその選考指数が計算できます。複数パターン(例:両親が異なる就労状況の場合)も試算可能です。

シミュレーター活用のコツ

  • 複数の自治体を比較したい場合は、各自治体の指数計算結果を並べて確認
  • 育休延長のシナリオも試算(「母が育休中の場合」vs「母が復帰した場合」)
  • 試算結果から、現実的な入園時期を判断

※ 制度の詳細はお住まいの自治体にご確認ください。

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免責事項:この記事の情報は2026-04-11時点のものです。最新情報は各自治体の公式サイトをご確認ください。 当サイトの情報により生じた損害について一切の責任を負いかねます。