プロフィール
伊藤ゆかりさん(27歳)|地方中核市在住|自営業・フリーランス(デザイン・ライター業)|第一子保育園入園予定
Q:お疲れ様です。今回は保活についてお伺いします。ゆかりさんは自営業とのことですが、保育園申込で困ったことはありますか?
A:もう、本当に困りました。正直、申込書類を見たときに「え、これどうするの…」って呆然としちゃいました。会社員のママ友は「就労証明書もらうだけ」って簡単に言うんですけど、自営業は自分で全部書かなきゃいけないんです。
Q:具体的には、どんな書類が必要だったんですか?
A:市の「保育のごあんない」に書いてあったのは、開業届の写し、確定申告書の控え、そして「自営業者就労状況申告書」という市独自の書類。その他にも「実印を押した宣誓書」とか、「ここ直近3ヶ月の売上台帳」とか…。
書類を集め始めたら、開業届の控えが必要ですし、確定申告書の控えは…昨年のだから去年の書類を探しに倉庫へ。本当に大変でした。
Q:開業届と確定申告書を出せば、それで大丈夫なんでしょうか?
A:それが、市の窓口で「これだけじゃ足りません」って言われたんです。「自営業者就労状況申告書」に、「1週間に何日働いているか」「1日何時間働いているか」を書く欄があるんですけど、私はデザインとライターの案件を掛け持ちしてるので、毎週の時間が違うんです。
窓口の人に「週35時間以上働いていることが認可保育園の条件ですが、証明はどうされますか?」って聞かれて…。案件がある週は40時間、ない週は25時間みたいな感じなんで、「平均で週35時間です」とは書きにくくて。
Q:その時はどう対応したんですか?
A:窓口の人が「請求書や売上台帳でご判断いただく場合が多い」って教えてくれたので、この3ヶ月間の案件リストと、クライアント企業からもらった請求書を添付しました。請求書に「納期まで3週間」とか「打合せ+制作で約60時間」みたいなスケジュール表まで書いて。
あと、窓口の人からのアドバイスで「ご自身の日誌があれば、証明材料になります」って言われたんで、その月分の日誌コピーまで出しました。流石にやり過ぎ感はありましたけど(笑)、「取るもの取られるもの」じゃないですけど、確実に認可に入りたかったので。
Q:では、その後、審査は通りましたか?
A:はい、幸い通りました。窓口の人からは「お疲れ様でした」くらいの反応でしたけど、私の中では大きなハードルが越えられたって感じでした。
ただ、もし第二子が欲しくなったときに、また同じ書類を集めなきゃいけないのかって思うと…(笑)。それだけが今から不安ですね。
Q:自営業ママ向けのアドバイスがあれば、教えてください。
A:まず、開業届と確定申告書の控えは絶対に取っておくことです。私は書類が散乱していたので、探すだけで丸3日かかりました。
あとは、市の窓口に「自営業の場合は何が必要か」を事前に聞くのがおすすめです。私の市では、市のホームページに書いてない書類まで求められるケースがあると言われたので。
それから、「週35時間以上働いている証明」を用意しておくこと。就労証明書には「年間の見込み勤務時間」を書く欄があるんですけど、自営業は変動しやすいので、この3ヶ月くらいの実績を示す書類があると、審査がスムーズだと思います。
Q:本当にお疲れ様でした。最後に、保育園入園を控えた自営業ママへメッセージをお願いします。
A:自営業での保活は、確かに複雑です。でも「不可能」ではありません。むしろ、書類をきちんと揃えて、市の窓口で相談すれば、みんな案外応援してくれます。
泣きたくなるほどストレスを感じる時期もあるかもしれませんが、その先には子どもが保育園で楽しく遊ぶ姿があります。頑張ってください。
※ この記事は保活経験者の体験をもとに構成したものです。制度の詳細はお住まいの自治体にご確認ください。