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障害のある子の保育園入園。加配制度を使った体験談
インタビュー

障害のある子の保育園入園。加配制度を使った体験談

保活コラム|更新日: 2026-04-11

発達に遅れのある子の保育園入園プロセス。加配保育士制度の申請方法、園見学での確認ポイント、療育との並行利用について、36歳パートママの体験をお聞きします。

プロフィール

中村りかさん(36歳)|政令市在住|パート勤務(週3日、復帰予定)|第一子3歳児クラス申込(発達支援が必要)

Q:お子さんに発達支援が必要だということが分かったのは、いつ頃ですか?

A:1歳半健診の時です。保健師さんから「発語が少ないね。念のため、療育センターの相談を受けてみてください」って勧められました。

最初はショックでした。子どもに何か問題があるって、想像してなかったから。でも、その後の療育センターでの相談で「早期発見なら、本当に良い」「3歳までに療育を始めるのが大事」って教わったので、気持ちを切り替えて動きました。

Q:保育園入園を考えた時点で、医師の診断はありましたか?

A:はい。発達支援が必要という判断はありました。正式な「障害者手帳」までは取得してなかったんですけど、療育センターから「発達に遅れがある」という医師の意見書をもらいました。

市の保健福祉センターに相談したら「加配保育士が必要な場合は、医師の意見書があれば申請できます」って言われたので、その書類を申込時に提出することになりました。

Q:加配保育士制度について、教えていただけますか?

A:加配保育士というのは「発達支援が必要な子に、専属または準専属で付く保育士」のことです。市の説明によると「通常は保育士1人が子ども10〜15人を見てるけど、加配が付くと1対1に近い関わりになる」とのこと。

ただし「加配が必ず付く」わけではなくて「医師の意見書などをもとに、市が判断する」らしいです。だから、申込時点では「加配が付くかどうか分からない」ってリスクもあります。

Q:園見学の時に、何か確認されたんですか?

A:すごく確認しました。市から「加配が必要な子を受け入れられるか、園に直接確認してください」って言われたので。

見学に行った時に「うちの子は発達支援が必要なんですが、受け入れていただけますか」って聞きました。園長先生は「はい、受け入れています。加配の保育士も配置してます」って言ってくれたので、安心感がありました。

その後、園との面談で「どういう支援が必要か」を詳しく話し合いました。「言葉の発語が少ないこと」「友達との関わりがまだ難しい」「感覚が過敏な傾向がある」とか。保育士さんが「療育センターとの連携もしてますので、同じような支援をします」って言ってくれたんで、かなり安心しました。

Q:加配制度の申請流れはどのようなものでしたか?

A:市役所の保育課に「加配申請」の書類をもらいました。医師の意見書と、保護者の申告書を提出する形です。

医師の意見書には「診断」というより「発達支援が必要である」っていう判断が書いてありました。障害者手帳まで行かなくても、医師の所見があれば大丈夫みたいです。

申請後は「市が園と相談して、加配の可否を決める」って言われました。ありがたいことに「加配あり」で承認されたので、入園時から支援を受けられることになりました。

Q:療育との並行利用はどう進めてるんですか?

A:今は、週2日は療育センターに通ってます。保育園が週3日なので、重ならないように調整しました。

療育センターの先生と、保育園の先生が連携してくれるのがすごく良いです。「療育で今週は『語呂合わせゲーム』をしてます」って情報が保育園に伝わって、保育園でもそれに近い活動をしてくれる。子どもの発達を、複数の角度から支援できるみたいです。

Q:子どもさんの様子は、入園後どうでしたか?

A:最初は新しい環境で緊張してたと思います。でも、加配の先生がマンツーマンで付いてくれたので、少しずつ慣れていきました。

3ヶ月経った頃には「あ、お母さん」って単語が増えたり、友達の名前を呼ぶようになったり、小さな成長が見られて嬉しかったです。療育との相乗効果なのかな、って感じてます。

Q:障害のある子を保育園に入れることについて、心配なことはありますか?

A:正直、いっぱいあります。「いじめられないか」「友達ができるか」「加配の先生が本当に理解してくれるのか」。

ただ、園の先生たちが「保育園は多様な子どもたちが一緒に育つ場所」「発達支援が必要な子とそうでない子が一緒にいることは、みんなにとって良い」みたいなことを言ってくれたんで、少し気持ちが軽くなりました。

Q:これから加配制度を使う方へのアドバイスをお願いします。

A:まず、障害者手帳がなくても、医師の所見があれば加配を申請できる場合が多いので、遠慮なく市役所に相談してください。

園選びの時は「発達支援が必要な子を受け入れてるか」「加配の保育士がいるか」を絶対に確認してください。受け入れてないと言う園も多いので。

あとは「親の決定」が大事だと思います。「保育園に預ける=親の責任放棄」みたいに感じてしまう人もいるかもしれませんが、療育と保育園の並行利用は、子どもの発達にプラスになることが多いです。親も、ずっと子どもを見張ってるより、プロに任せた方が精神的に楽になる。

Q:最後に、保育園に預けることで得られたものがあれば、教えてください。

A:子どもの成長を、より多くの大人が一緒に見守ってくれること。親だけじゃなくて、保育士さん、療育士さん、友達…。そういう「人間関係の広がり」が、子どもにとって良い刺激になってるんだと思います。

私たち親にとっても「子どもの全てを自分たちで面倒見なきゃ」っていう圧迫感から解放されたのが、すごく良かった。

※ この記事は保活経験者の体験をもとに構成したものです。制度の詳細はお住まいの自治体にご確認ください。

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免責事項:この記事の情報は2026-04-11時点のものです。最新情報は各自治体の公式サイトをご確認ください。 当サイトの情報により生じた損害について一切の責任を負いかねます。