本庄市の認可保育園・認定こども園の入園は、保護者の状況を点数にして高い世帯から順に決める「利用調整」で選考されます。この記事は本庄市の公式資料「本庄市保育施設利用調整指数表/平成31年4月改正」をもとに、基本点数の全区分、調整点数の全項目、世帯タイプ別の計算例をまとめたものです。世帯の満点は20点、加点で大きいのは世帯の特殊事情(+25点)・世帯の特殊事情(+25点)・世帯の特殊事情(+25点)、減点の項目は4つ。自分の点数は本庄市の点数シミュレーターで1分で出せます。
本庄市の点数のしくみ
本庄市は父母それぞれの基本点数を足し合わせる方式です。2人ともフルタイムで働いている世帯の基本点数が満点の20点になります。
合計点数 = 世帯の基本点数(保護者それぞれの「保育が必要な理由」の点数)+ 調整点数(世帯の状況による加点・減点)
基本点数は保護者ごとに、就労・病気・障害・介護・出産・就学・求職などの理由のうちあてはまるもの1つで決まります。調整点数は世帯としての状況(ひとり親、きょうだい、生活保護、認可外の利用など)で加減されます。
基本点数の表(保護者1人分)
保護者それぞれについて、次の区分の点数が付きます。表は本庄市の基準表の区分をそのまま並べたものです。
父(保護者)の就労・保育が必要な事由
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 就労(外勤・居宅外自営):1日7時間以上の勤務 | 10 |
| 就労(外勤・居宅外自営):1日5時間以上7時間未満の勤務 | 7 |
| 就労(外勤・居宅外自営):1日5時間未満の勤務 | 5 |
| 就労(居宅内自営):1日7時間以上の勤務 | 9 |
| 就労(居宅内自営):1日5時間以上7時間未満の勤務 | 6 |
| 就労(居宅内自営):1日5時間未満の勤務 | 4 |
| 就労(内職):1日7時間以上 | 3 |
| 就労(内職):1日7時間未満 | 2 |
| 求職活動(内定証明あり):外勤1日7時間以上に相当 | 9 |
| 求職活動(内定証明あり):外勤1日5時間以上7時間未満に相当 | 6 |
| 求職活動(内定証明あり):外勤1日5時間未満に相当 | 4 |
| 求職中(勤務先未定) | 0 |
| 疾病(病院入院):1か月以上の入院 | 10 |
| 疾病(居宅療養):常時臥床 | 10 |
| 疾病(居宅療養):精神等長期療養 | 7 |
| 疾病(居宅療養):一般療養(1か月以上療養) | 6 |
| 疾病(居宅療養):その他 | 2 |
| 身体障害:1・2級 | 10 |
| 身体障害:3級 | 8 |
| 身体障害:4級以下 | 4 |
| 看護(入院付添):1か月以上の入院付添 | 10 |
| 看護(居宅看護):介護が常態(重度身障者、要介護5・4程度) | 10 |
| 看護(居宅看護):週4日以上の介護・通院の付添等(要介護3程度) | 7 |
| 看護(居宅看護):週3日程度の介護・通院の付添等(要介護2・1程度) | 5 |
| 看護(居宅看護):一般療養(要支援程度) | 3 |
| 災害:火災・風水害で家屋損傷その他災害復旧 | 10 |
調整点数の表
世帯の状況で足し引きされる点数です。複数にあてはまれば重なって加減されます(重複の制限は基準表の注記で確かめてください)。
加点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| 勤務状況 | 正規職員 | +1 |
| 育児休業からの復帰状況 | 育児休業復帰(入所保留で育休延長) | +5 |
| 育児休業復帰 | +3 | |
| 幼稚園教諭・保育士等として勤務している | 幼稚園教諭・保育士等の仕事に従事し、市内の施設に勤務 | +10 |
| 幼稚園教諭・保育士等の仕事に従事し、市外の施設に勤務 | +3 | |
| 世帯の特殊事情 | ひとり親家庭 | +25 |
| 生活保護家庭 | +25 | |
| 生計中心者の失業により、就労の必要性が高い場合(会社都合での失業) | +25 | |
| 入所希望月に兄弟姉妹が入所中 | 入所希望月に兄弟姉妹が入所中の場合 | +10 |
| 子どもが障害を有し | 子どもが障害を有する場合 | +5 |
減点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| 勤務状況 | 勤務日数16日以下 | -1 |
| 勤務日数12日以下 | -2 | |
| 65歳未満の同居親族等あり | 65歳未満の同居している親族等がいる(基本点非該当の同居人) | -5 |
| 兄弟姉妹を祖父母等の親族が保育している | 兄弟・姉妹を、祖父母等の親族が保育 | -5 |
| 保育料の滞納 | 正当な理由がなく保育料を滞納している場合 | -30 |
世帯タイプ別の計算例
上の表の点数をそのまま当てはめた例です(調整点数は書いてあるもの以外は無しとしています)。
| 世帯 | あてはめた区分 | 基本点数 | 調整 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 共働き(2人ともフルタイム) | 保護者1: 就労(外勤・居宅外自営):1日7時間以上の勤務(10点) 保護者2: 就労(外勤・居宅外自営):1日7時間以上の勤務(10点) | 20 | 0 | 20 |
| フルタイム+短時間勤務 | 保護者1: 就労(外勤・居宅外自営):1日7時間以上の勤務(10点) 保護者2: 就労(外勤・居宅外自営):1日5時間未満の勤務(5点) | 15 | 0 | 15 |
| フルタイム+求職中 | 保護者1: 就労(外勤・居宅外自営):1日7時間以上の勤務(10点) 保護者2: 求職中(勤務先未定)(0点) | 10 | 0 | 10 |
きょうだいの在園、育休からの復帰、認可外の利用などがあれば、ここに調整点数が足し引きされます。全部まとめて計算するなら本庄市の点数シミュレーターを使ってください。
点数を上げる前に確かめること
- 就労の点数は勤務日数と時間の区分の境目で変わります。就労証明書に書く勤務時間が区分の境目に近いなら、勤務先に契約どおりの時間で書いてもらう(就労証明書の書き方)
- 調整点数は申請時に証明書類を出して初めて付きます。加点の条件と提出書類は基準表の注記に書かれています
- 点数が同じ世帯が並んだときの優先順位は、この記事の点数データには含めていません。出典の基準表で確かめてください
- 点数が足りずに落ちたときの選択肢(二次募集・認可外・育休延長)は本庄市の記事一覧にまとめています
よくある質問
時短勤務やパートだと何点になりますか?
本庄市の就労の点数は勤務日数・時間の区分で決まります。いちばん高い区分は「就労(外勤・居宅外自営):1日7時間以上の勤務」で10点、いちばん低い区分は「就労(外勤・居宅外自営):1日5時間未満の勤務」で5点です。上の基本点数表で自分の勤務条件に近い区分を見てください(区分は26段階)。
育児休業から復帰する場合の加点はありますか?
あります。「育児休業からの復帰状況」で「育児休業復帰(入所保留で育休延長)」の場合は+5点、「育児休業復帰」の場合は+3点です。
祖父母と同居していると減点されますか?
「兄弟姉妹を祖父母等の親族が保育している」の項目があり、「兄弟・姉妹を、祖父母等の親族が保育」の場合は-5点です。年齢や就労状況で扱いが変わる自治体が多いので、条件は出典の基準表で確かめてください。
上の子が在園していると有利になりますか?
「入所希望月に兄弟姉妹が入所中」の項目があり、「入所希望月に兄弟姉妹が入所中の場合」の場合は+10点です。
点数が同じ世帯が並んだらどう決まりますか?
同点のときの優先順位(所得、在住期間、申込順など)は自治体ごとに基準表の後ろに決められています。この記事の点数データには含めていないので、本庄市の利用調整基準表(下の出典)で確かめてください。
出典と確認日
2026年9月18日時点で、本庄市の公式資料を読んで作った点数データにもとづいています。基準表は年度ごとに改定されることがあるので、申込前に必ず最新の基準表を確かめてください。
自分の点数を出す: 本庄市の保育園入園点数シミュレーターで、上の表の区分を選ぶだけで合計点数が分かります。