丸亀市の認可保育園・認定こども園の入園は、保護者の状況を点数にして高い世帯から順に決める「利用調整」で選考されます。この記事は丸亀市の公式資料丸亀市「令和8年度 教育・保育施設等利用ガイド p38」をもとに、基本点数の全区分、調整点数の全項目、世帯タイプ別の計算例をまとめたものです。保護者1人の満点は12点、加点で大きいのは在園施設が認定こども園・認可保育所に移行(+20点)・地域型保育事業の修了児童(+5点)・保護者が教育・保育施設で勤務している(+4点)、減点の項目は3つ。自分の点数は丸亀市の点数シミュレーターで1分で出せます。
丸亀市の点数のしくみ
丸亀市は父母それぞれの基本点数を出し、低い方を世帯の基本点数にする方式です(保護者1人あたりの満点は12点)。片方がフルタイムでも、もう片方が短時間勤務なら世帯の点数は低い方に合わせて決まります。ひとり親の場合はその保護者の点数がそのまま世帯の基本点数です。
合計点数 = 世帯の基本点数(保護者それぞれの「保育が必要な理由」の点数)+ 調整点数(世帯の状況による加点・減点)
基本点数は保護者ごとに、就労・病気・障害・介護・出産・就学・求職などの理由のうちあてはまるもの1つで決まります。調整点数は世帯としての状況(ひとり親、きょうだい、生活保護、認可外の利用など)で加減されます。
基本点数の表(保護者1人分)
保護者それぞれについて、次の区分の点数が付きます。表は丸亀市の基準表の区分をそのまま並べたものです。
仕事をしている
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 居宅外・居宅内労働:月150時間以上 | 12 |
| 居宅外・居宅内労働:月120時間以上150時間未満 | 10 |
| 居宅外・居宅内労働:月80時間以上120時間未満 | 8 |
| 居宅外・居宅内労働:月64時間以上80時間未満 | 7 |
| 内職:月150時間以上 | 8 |
| 内職:月120時間以上150時間未満 | 7 |
| 内職:月80時間以上120時間未満 | 6 |
| 内職:月64時間以上80時間未満 | 5 |
学校に通っている
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 月150時間以上の就学 | 10 |
| 月120時間以上150時間未満の就学 | 9 |
| 月80時間以上120時間未満の就学 | 7 |
| 月64時間以上80時間未満の就学 | 6 |
病気・負傷の治療中
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 入院(1ヶ月以上) | 12 |
| 常時臥床 | 12 |
| 居宅内安静(1ヶ月以上)又は日常動作に支障 | 9 |
| 通院加療が必要 | 7 |
障害がある
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 身体1-2級 / 精神1-2級 / 療育2級・A / 要介護3-5 | 12 |
| 身体3級 / 精神3級 / 療育B / 要介護1-2 | 9 |
| 身体4-6級 / 要支援 | 7 |
家族の介護・看護
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 重度障害者等の常時介護・看護(指数12相当-3=9) | 9 |
| 中度障害者等の常時介護・看護(指数9相当-3=6) | 6 |
| 軽度障害者等の常時介護・看護(指数7相当-3=4) | 4 |
災害復旧
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 災害復旧に従事 | 12 |
仕事を探している
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 求職活動中 | 4 |
調整点数の表
世帯の状況で足し引きされる点数です。複数にあてはまれば重なって加減されます(重複の制限は基準表の注記で確かめてください)。
加点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| 在園施設が認定こども園・認可保育所に移行 | はい | +20 |
| 地域型保育事業の修了児童 | はい | +5 |
| 保護者が教育・保育施設で勤務している | 保育士・幼稚園教諭として勤務(月120時間以上、+4) | +4 |
| その他の職種で勤務(月80時間以上、+2) | +2 | |
| ひとり親家庭 | はい | +3 |
| 希望施設は第1希望 | はい | +2 |
| 産休・育休からの復帰 | はい | +2 |
| 生活保護世帯 | はい | +2 |
| 希望施設にきょうだいが在園している | 1人在園 | +1 |
| 2人以上在園 | +2 | |
| 多胎児 | はい | +1 |
減点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| 就労予定又は自営準備中 | はい | -1 |
| 家族従事者として無報酬で勤務している | はい | -1 |
| 過去に希望施設への入所内定を辞退 | はい | -3 |
世帯タイプ別の計算例
上の表の点数をそのまま当てはめた例です(調整点数は書いてあるもの以外は無しとしています)。
| 世帯 | あてはめた区分 | 基本点数 | 調整 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 共働き(2人ともフルタイム) | 保護者1: 居宅外・居宅内労働:月150時間以上(12点) 保護者2: 居宅外・居宅内労働:月150時間以上(12点) | 12 | 0 | 12 |
| フルタイム+短時間勤務 | 保護者1: 居宅外・居宅内労働:月150時間以上(12点) 保護者2: 居宅外・居宅内労働:月64時間以上80時間未満(7点) | 7 | 0 | 7 |
| フルタイム+求職中 | 保護者1: 居宅外・居宅内労働:月150時間以上(12点) 保護者2: 求職活動中(4点) | 4 | 0 | 4 |
| ひとり親(フルタイム) | 保護者1: 居宅外・居宅内労働:月150時間以上(12点) ひとり親家庭: はい(+3点) | 12 | +3 | 15 |
きょうだいの在園、育休からの復帰、認可外の利用などがあれば、ここに調整点数が足し引きされます。全部まとめて計算するなら丸亀市の点数シミュレーターを使ってください。
点数を上げる前に確かめること
- 就労の点数は勤務日数と時間の区分の境目で変わります。就労証明書に書く勤務時間が区分の境目に近いなら、勤務先に契約どおりの時間で書いてもらう(就労証明書の書き方)
- 調整点数は申請時に証明書類を出して初めて付きます。加点の条件と提出書類は基準表の注記に書かれています
- 点数が同じ世帯が並んだときの優先順位は、この記事の点数データには含めていません。出典の基準表で確かめてください
- 点数が足りずに落ちたときの選択肢(二次募集・認可外・育休延長)は丸亀市の記事一覧にまとめています
よくある質問
時短勤務やパートだと何点になりますか?
丸亀市の就労の点数は勤務日数・時間の区分で決まります。いちばん高い区分は「居宅外・居宅内労働:月150時間以上」で12点、いちばん低い区分は「居宅外・居宅内労働:月64時間以上80時間未満」で7点です。上の基本点数表で自分の勤務条件に近い区分を見てください(区分は8段階)。
育児休業から復帰する場合の加点はありますか?
あります。「産休・育休からの復帰」で該当する場合は+2点です。
上の子が在園していると有利になりますか?
「希望施設にきょうだいが在園している」の項目があり、「1人在園」の場合は+1点、「2人以上在園」の場合は+2点です。
点数が同じ世帯が並んだらどう決まりますか?
同点のときの優先順位(所得、在住期間、申込順など)は自治体ごとに基準表の後ろに決められています。この記事の点数データには含めていないので、丸亀市の利用調整基準表(下の出典)で確かめてください。
出典と確認日
2026年9月18日時点で、丸亀市の公式資料を読んで作った点数データにもとづいています。基準表は年度ごとに改定されることがあるので、申込前に必ず最新の基準表を確かめてください。
自分の点数を出す: 丸亀市の保育園入園点数シミュレーターで、上の表の区分を選ぶだけで合計点数が分かります。