柳川市の認可保育園・認定こども園の入園は、保護者の状況を点数にして高い世帯から順に決める「利用調整」で選考されます。この記事は柳川市の公式資料柳川市「保育所・認定こども園(保育所部分)利用のしおり」P.9「柳川市保育施設利用調整指数表」をもとに、基本点数の全区分、調整点数の全項目、世帯タイプ別の計算例をまとめたものです。保護者1人の満点は300点、加点で大きいのは生計中心者が失業している(+40点)・ひとり親家庭(+35点)・在宅障害児(者)のいる世帯(+35点)、減点の項目は1つ。自分の点数は柳川市の点数シミュレーターで1分で出せます。
柳川市の点数のしくみ
柳川市は父母それぞれの基本点数を出し、低い方を世帯の基本点数にする方式です(保護者1人あたりの満点は300点)。片方がフルタイムでも、もう片方が短時間勤務なら世帯の点数は低い方に合わせて決まります。ひとり親の場合はその保護者の点数がそのまま世帯の基本点数です。
合計点数 = 世帯の基本点数(保護者それぞれの「保育が必要な理由」の点数)+ 調整点数(世帯の状況による加点・減点)
基本点数は保護者ごとに、就労・病気・障害・介護・出産・就学・求職などの理由のうちあてはまるもの1つで決まります。調整点数は世帯としての状況(ひとり親、きょうだい、生活保護、認可外の利用など)で加減されます。
基本点数の表(保護者1人分)
保護者それぞれについて、次の区分の点数が付きます。表は柳川市の基準表の区分をそのまま並べたものです。
の保育を必要とする事由(点数表「必要」)
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 就労:月120時間以上 | 80 |
| 就労:月60時間以上120時間未満 | 50 |
| 就労:自営業・農漁業等で就労の実態が確認できない場合(月に60時間以上の就労が必要) | 10 |
| 妊娠出産:入所児童の弟妹が、産前8週〜1才になる月の末日まで | 80 |
| 疾病・障害:診断書、障害者手帳(身体1〜3級、精神1〜2級、療育A・B) | 80 |
| 疾病・障害:身体障害者手帳4〜6級、精神手帳3級 | 10 |
| 介護・看護:診断書、要介護、障害者手帳(身体1〜3級、精神1〜2級、療育A・B) | 80 |
| 介護・看護:要支援、身体障害者手帳4〜6級、精神手帳3級 | 10 |
| 災害復旧 | 300 |
| 求職活動(誓約書/保育必要量は短時間) | 10 |
| 就学 | 80 |
| 虐待・DV(証明書あり) | 300 |
| 育児休業:育児休業中の弟妹のいる入所児童(保育必要量は短時間) | 40 |
は保育士等として就労していますか?(加点9 その他市町村が定める事由)
| 区分 | 点数 |
|---|---|
| 保育士として就労している | 300 |
| 勤務先が柳川市内の保育所(調理員など/+200点) | 200 |
調整点数の表
世帯の状況で足し引きされる点数です。複数にあてはまれば重なって加減されます(重複の制限は基準表の注記で確かめてください)。
加点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| ひとり親家庭 | ひとり親家庭 | +35 |
| 生活保護世帯 | 生活保護世帯 | +1 |
| 生計中心者が失業している | 生計中心者の失業 | +40 |
| 虐待・DVについて相談している | 虐待・DV(相談係からの相談あり/+15点) | +15 |
| 在宅障害児(者)のいる世帯 | 在宅障害児(者)世帯(証明書あり)に準ずる場合 | +35 |
| 在宅障害児(者)世帯(証明書なし)、児童発達支援施設へ通園 | +20 | |
| 育児休業明け | 育児休業明け(育休復帰する場合/+10点) | +10 |
| 兄弟同時利用 | 兄弟同時利用 | +30 |
| 小規模保育等の卒園児 | 小規模保育等卒園児 | +20 |
減点される項目
| 項目 | 条件 | 点数 |
|---|---|---|
| 広域入所(他市町村民) | 広域入所(他市町村民/-75点) | -75 |
世帯タイプ別の計算例
上の表の点数をそのまま当てはめた例です(調整点数は書いてあるもの以外は無しとしています)。
| 世帯 | あてはめた区分 | 基本点数 | 調整 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 共働き(2人ともフルタイム) | 保護者1: 災害復旧(300点) 保護者2: 災害復旧(300点) | 300 | 0 | 300 |
| フルタイム+短時間勤務 | 保護者1: 災害復旧(300点) 保護者2: 就労:自営業・農漁業等で就労の実態が確認できない場合(月に60時間以上の就労が必要)(10点) | 10 | 0 | 10 |
| フルタイム+求職中 | 保護者1: 災害復旧(300点) 保護者2: 求職活動(誓約書/保育必要量は短時間)(10点) | 10 | 0 | 10 |
| ひとり親(フルタイム) | 保護者1: 災害復旧(300点) ひとり親家庭: ひとり親家庭(+35点) | 300 | +35 | 335 |
きょうだいの在園、育休からの復帰、認可外の利用などがあれば、ここに調整点数が足し引きされます。全部まとめて計算するなら柳川市の点数シミュレーターを使ってください。
点数を上げる前に確かめること
- 就労の点数は勤務日数と時間の区分の境目で変わります。就労証明書に書く勤務時間が区分の境目に近いなら、勤務先に契約どおりの時間で書いてもらう(就労証明書の書き方)
- 調整点数は申請時に証明書類を出して初めて付きます。加点の条件と提出書類は基準表の注記に書かれています
- 点数が同じ世帯が並んだときの優先順位は、この記事の点数データには含めていません。出典の基準表で確かめてください
- 点数が足りずに落ちたときの選択肢(二次募集・認可外・育休延長)は柳川市の記事一覧にまとめています
よくある質問
時短勤務やパートだと何点になりますか?
柳川市の就労の点数は勤務日数・時間の区分で決まります。いちばん高い区分は「災害復旧」で300点、いちばん低い区分は「就労:自営業・農漁業等で就労の実態が確認できない場合(月に60時間以上の就労が必要)」で10点です。上の基本点数表で自分の勤務条件に近い区分を見てください(区分は13段階)。
育児休業から復帰する場合の加点はありますか?
あります。「育児休業明け」で「育児休業明け(育休復帰する場合/+10点)」の場合は+10点です。
上の子が在園していると有利になりますか?
「兄弟同時利用」の項目があり、「兄弟同時利用」の場合は+30点です。
点数が同じ世帯が並んだらどう決まりますか?
同点のときの優先順位(所得、在住期間、申込順など)は自治体ごとに基準表の後ろに決められています。この記事の点数データには含めていないので、柳川市の利用調整基準表(下の出典)で確かめてください。
出典と確認日
2026年9月18日時点で、柳川市の公式資料を読んで作った点数データにもとづいています。基準表は年度ごとに改定されることがあるので、申込前に必ず最新の基準表を確かめてください。
自分の点数を出す: 柳川市の保育園入園点数シミュレーターで、上の表の区分を選ぶだけで合計点数が分かります。