あきる野市の子どもの医療費助成は、マル乳(就学前)・マル子(小中学生)・マル青(高校生等)の3つです。いずれも所得制限がなく、通院1回200円の一部負担金もありません。ただし申請の期限が短めです。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
出生・転入した日の翌日から30日以内
市は「資格開始の日は、原則申請日からとなります。ただし、出生・転入の場合は、出生・転入した日の翌日から30日以内の申請であれば、出生・転入日から資格開始となります」としています。数え始めは出生・転入日の「翌日」で、30日を過ぎると申請日からの助成になります。
申請はこども政策課手当助成係の窓口、五日市出張所市民総合窓口係の窓口、郵送で受け付けています。郵送の場合はあきる野市役所に届いた日が申請日なので、締切間際は窓口のほうが確実です。申請できるのは対象児童の保護者または同一世帯の人、および委任状を持った代理人です。
3つの制度と対象年齢
| 制度 | 対象 | 一部負担金 |
|---|---|---|
| マル乳(乳幼児) | 義務教育就学前(6歳に達した日以降最初の3月31日まで) | なし |
| マル子(義務教育就学児) | 6歳に達する日の翌日以後の最初の4月1日から15歳に達する日以後の最初の3月31日まで | なし(通院1回200円の上限額は市が負担) |
| マル青(高校生等) | 15歳に達する日の翌日以後の最初の4月1日から18歳に達する日以後の最初の3月31日まで | なし |
マル青は高校在学中か否かを問いません。さらに「高校生等が誰からも監護されていない場合は、高校生等本人が対象者となることができます」とされています。
所得制限はありません。市はもともと東京都の所得制限限度額以上の人にも医療証を交付していましたが、令和7年10月から東京都全体で所得制限がなくなりました。あわせて、父母のうち所得の高い方が医療証の保護者欄に名前がある必要もなくなっています。
令和8年4月からマイナンバーカードで受診できます
令和8年4月1日から、都内の医療機関・薬局を受診する場合にマイナンバーカード(マイナ保険証)1枚で医療証の資格確認ができるようになりました。対象はマル乳・マル子・マル青・マル親です。マイナ保険証として使える設定が済んでいれば、医療証情報も手続き不要で連携されます。
受診時は、読み取り機の「医療費助成の各種受給者情報を提供しますか」という画面で「提供する」を選ぶ必要があります。またオンライン資格確認に未対応の医療機関やシステム障害のときは医療証の提示が必要なので、医療証は携帯しておきます。東京都外の国民健康保険組合に加入している人はオンライン資格確認の対象外です。
対象にならない場合
- 各種健康保険に加入していない
- 生活保護を受けている
- 児童福祉施設などに措置入所している(契約入所・通所利用は除く)
- 里親・小規模住居型児童養育事業を行う者に委託されている
- 自己負担のないひとり親家庭等医療費助成制度、または心身障害者医療費助成制度の医療証を持っている
助成されないもの
- 入院したときの食事療養標準負担額
- 各種健康保険の対象とならないもの(健康診断、予防接種、薬の容器代、差額ベッド代、紹介状を持たずに受診した200床以上の病院の初診料など)
- 学校や保育園等の管理下の傷病で、日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度の対象になる場合
- 健康保険組合などから支給される高額療養費・附加給付に該当する医療費の一部
- 他の公費医療で助成される医療費
都外の病院などで受診したときや、保険診療の自己負担分を窓口で支払ったときは、医療費助成費支給申請書で払い戻しを申請します。領収書(保険点数入)・医療証・医療証の保護者名義の振込先がわかるものを持参します。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。あきる野市の保育所の状況はあきる野市の保育園入園シミュレーターで、園ごとの空きはあきる野市の保育園の空き状況で確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。申請の期限は自治体によって30日から3か月まで幅があります。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。