あま市の子ども医療費助成は、出生の日から18歳に達する日以後最初の3月31日までが対象で、所得制限はありません。申請の必要書類が、加入している健保の支部で変わります。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
協会けんぽの支部で必要書類が変わります
高校生等の入院医療費の助成(令和4年10月1日〜令和8年3月31日診療分)の申請について、市は「医療機関での自己負担額が21,000円を超える場合は、被保険者の印鑑(スタンプ印不可) ただし、全国健康保険協会 愛知支部・東京支部加入者は、高額療養費の支給決定通知書」としています。
21,000円を超えたときに用意するものが、協会けんぽの愛知支部・東京支部の加入者だけ「印鑑」ではなく「高額療養費の支給決定通知書」になります。支部名まで指定している例はほとんどありません。
そのほかに必要なのは、対象の子どもの健康保険資格がわかるもの、振込先口座の通帳、医療費の領収書(受診者名・保険診療点数・領収金額・入院期間が記載されているもの)、健康保険の高額療養費・補装具に該当する場合はその決定通知書、家族療養附加金等がある場合はその支給額がわかるものです。補装具に該当する場合は、先に健康保険に保険適用分(7割)を請求します。
市は「※医療費が高額の場合には、ご加入の保険者へ高額療養費の照会を行うため、支給の時期が遅くなることがあります」とし、「※医療費の支払日から5年経過すると申請受付できませんので、お早めに申請してください」としています。
令和8年4月から高校生世代の通院が対象です
市は「令和8年4月1日から、高校生世代の方への通院医療費助成を開始します」とし、「現在中学生までとしている通院に係る医療費助成について、令和8年4月1日から、高校生世代(18歳に到達後の最初の3月31日まで)まで拡大することとしました」としています。
| 対象 | 受給者証の送付 |
|---|---|
| 現在受給者証の交付を受けている方(中学生以下) | 令和8年2月下旬を目途に有効期間を延長した受給者証を送付。申請等の手続きは不要 |
| 新たに対象となる方(平成20年4月2日から平成22年4月1日までに出生) | 令和8年2月下旬を目途に令和8年4月1日から使用できる受給者証を送付。同封のご案内に従って手続き |
医療機関等の窓口で、マイナ保険証又は資格確認書とともに子ども医療費受給者証を提示すると、保険診療分の自己負担額が無料になります。市の福祉医療制度のページでは、対象を高校生まで・入院通院ともに全額助成と案内しています。
入院の食事代や差額ベッド代は対象外です
市は高校生等の入院医療費の助成について「入院時の差額ベッド代などの保険診療の対象とならない費用や入院時の食事代(標準負担額)は支給されません。また、高額療養費・補装具・家族療養附加金等の支給がある場合は、その額を支給額から除きます」としています。
あわせて「学校管理下におけるケガ等による入院で、災害共済給付金の対象となる場合は、そちらが優先されますので、子ども医療費の対象外となります」とされています。
市は「子ども医療費受給者証の再交付につきましては、電子申請も可能です」としています。母子・父子家庭医療費受給者証や障害者医療費受給者証の再交付も電子申請に対応しています。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。あま市の保育所の状況はあま市の保育園入園シミュレーターで確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。高校生年代の通院が対象かどうかは、いま各地で変わりつつあります。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。