深谷市のこども医療費は、0歳〜18歳年度末までの児童が対象です。県外受診や高額療養費がからむと、振り込みまでの期間がかなり長くなることがあります。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
複雑な場合は振込まで最長1年かかります
市は「支給決定通知書等がない場合や世帯合算等を含む複雑な場合、市から健康保険組合に照会し確認してからの振込みとなり、最長1年程度かかる場合もありますのでご了承ください」としています。
1医療機関で月21,000円以上の一部負担金があった場合は、領収書・健康保険組合からの支給決定通知書・支給申請書をすべて添付します。支給決定通知書を先に用意できるかどうかで、待つ期間が大きく変わります。
市は「各健康保険組合によって高額療養費・付加給付金を受け取る方法が異なるので、必ず会社または健康保険組合に確認してください」としています。入院が決まった時点で確認しておくと、あとの手続きが早く進みます。
入院などで公費を併用した場合は、21,000円未満のものでも高額療養費の計算が複雑になり支給に時間がかかります。市は「支給内容についての明細通知等は行っていません」ともしているので、振込があったかは自分で確認する必要があります。
21,000円以上になるとその月の以前の分も払います
市は「月の途中で1つの医療機関で医療費の一部負担金の合計が21,000円以上になった場合、その月の以前のものも含めてお支払いをしてください」としています。「保険外診療や21,000円以上になった場合も支払いが必要です。必ず現金をお持ちください」とも書かれています。
埼玉県内の医療機関(医科、歯科、調剤薬局)では、健康保険の資格が確認できるものと受給資格証を毎回提示することで窓口払いなしで受診できます。受給資格証を忘れた場合は、その日の医療費を窓口で支払い、後日、県外で診療された場合と同じように申請します。
深谷市以外の接骨院等では、窓口で支払いが必要です。県外で受診した場合と同じように、後日申請してください。
翌月1日から15日に出すと翌々月15日に振り込まれます
市は「診療月の翌月1日から15日の間に提出していただくと、その翌月15日に振込みます(15日が休日の場合、直前の平日となります)。診療月と同じ月のものはお預かりすることができません」としています。
例として、4月診療分は5月1日から15日までに申請すると6月15日に振り込まれます。受付は診療月の翌月1日からです。
領収書は診療金額、医療点数、診療年月、患者名、医療機関名、領収印または担当者印のすべての記載が必要です。1つでも記載がないものは受付できません。提出された領収書は原則返せないので、原本が必要な場合は原本とコピーの両方を持参してください(職員が確認後、確認印を押して原本を返します)。
15日を過ぎるとさかのぼれません
受給資格の登録は出生・転入の翌日から15日以内です。15日以内の申請でない方は、申請日からの受給資格開始になります。
市は「申請書を提出した後、添付書類等を提出いただくこともできます(受給資格証は添付書類等提出後発行となります)」としています。書類が揃わなくても、まず申請書を出してください。マイナンバーカードのコピーでは受付できませんので、資格確認書や資格情報のお知らせなどを用意します。
助成の対象にならないもの
- 健康保険適用外の診療費(乳幼児健診、予防接種、飲み薬の容器代、文書料、入院時の個室代、病衣代など)
- 入院時の食事療養標準負担額(食事代)
- 後発医薬品(ジェネリック医薬品)のある先発医薬品の選定療養の費用
- 学校管理下でスポーツ振興センター災害共済給付の対象となる場合
- 交通事故等により第三者からの賠償として支払われた医療費
対象になるのは、医療保険制度において父母等養育者の扶養となっている児童です。保護者の監護下にない児童(本人が被保険者)の場合は対象外になります。償還用の申請書の時効は、医療費を支払った日の翌日から5年間です。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。深谷市の保育所の状況は深谷市の保育園入園シミュレーターと空き状況で確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。払い戻しがいつ振り込まれるかは自治体で大きく違いますので、入院が決まったら早めに窓口で確かめてください。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。