花巻市の子ども医療費助成は、出生の日から18歳に達する日以後の最初の3月31日までが対象です。令和5年8月1日から保護者の所得制限がなくなり、市内在住の全ての子どもが対象になりました。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
未就学児は世帯の課税状況にかかわらず無償
| 区分 | 住民税 非課税世帯 | 住民税 課税世帯 |
|---|---|---|
| 乳幼児(小学校入学の年の3月31日まで) | 無償 | 無償 |
| 乳幼児以外(小学生〜高校生等) | 無償 | 自己負担額あり |
課税世帯の小学生以上でも、自己負担は「同じ医療機関ひと月につき、入院2,500円、通院750円まで」です。1回ごとに定額を払う方式ではなくひと月の上限なので、同じ病院に何度通っても通院は月750円で頭打ちになります。
市は「令和5年8月1日から、保護者の所得制限をなくし、市内在住の全ての子どもが医療費助成の対象となりました」としています。所得が理由で対象外だった家庭も、いまは対象です。
県外で受診したときは後から申請します
岩手県内の医療機関では、窓口で医療費受給者証を提示すると、支払いが自己負担額のみ、または無償になります。
県外の医療機関を受診した場合、または県内でも受給者証を提示せずに受診した場合は、いったん医療費を支払ったうえで市の窓口で給付申請をします。市は「支払った医療費全額または自己負担額を超えた分の医療費助成が受けられます」としています。領収書を保管しておいてください。
受給者証はあらかじめ申請が必要です
市は「医療費助成を受けるためには、医療機関の窓口で提示する『医療費受給者証』の申請があらかじめ必要です」としています。申請先は国保医療課または各総合支所市民サービス課です。出生や転入のあとは早めに手続きしてください。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。花巻市の保育所の空き状況は花巻市の保育園空き状況で確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いてください。ひと月あたりの上限で頭打ちになる仕組みは花巻市の制度によるもので、転居先では1回ごとの定額負担になることもあります。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。