防府市の子ども医療費助成制度は、満6歳に達する日以後の最初の4月1日から満18歳に達する日以後最初の3月31日まで(高等学校卒業相当学年まで)が対象です(未就学児は別に乳幼児医療費助成制度があります)。令和6年10月から中学生・高校生年代の医療費無償化が始まりました。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
高校に在籍していなくても対象です
市は「※高等学校の在籍は必須要件ではありません」と明記しています。高校に通っていない場合でも、年齢が対象なら助成を受けられます。
扶養を外れても、相談の余地があります
市は「お子さんが婚姻している場合や保護者の保険扶養から外れている場合等は原則対象となりません」としています。
ただし続けて「ただし、保護者が養育している場合は、例外的に対象となることがありますので、子育て推進課こども給付係(本館1階1番窓口)までご相談ください」と書かれています。
婚姻や扶養外れで一律に対象外にする自治体が多いなかで、個別の事情を聞く余地を残している書き方です。該当しそうな場合は、諦める前に市に相談してください。
なお生活保護や重度心身障害者医療費助成制度、ひとり親家庭医療費助成制度の受給者は対象になりません。
資格は申請が完了した月の1日からです
市は「※申請が完了した月の1日から資格開始となります」としています。出生日や転入日まで遡る仕組みではありません。申請した月の分は月初から助成されますが、前の月には遡りません。
申請が必要なのは次の場合です。
- 市外から新たに防府市へ転入した、小学校から高等学校卒業相当学年までのお子さん
- 防府市に住民票を有する、小学校から高等学校卒業相当学年までのお子さんで、現在有資格でない場合
市は令和6年10月の無償化について「申請手続きがお済みでない人は、お早めにお手続きください」と呼びかけています。制度が広がったことを知って申請しても、遡れるのは申請月の1日までです。
申請に必要なもの
- お子さんのマイナンバーカード及び資格情報のお知らせ(マイナ保険証利用者)
- お子さんの資格証明書(マイナ保険証未利用者)
- 請求者及び配偶者の個人番号(マイナンバー)カード(もしくは通知カード+持ってくる者の本人確認書類)
福祉医療制度上の資格審査年度の所得が未申告の方は、所得課税証明書等の追加書類が必要になります。
助成の範囲
助成されるのは、対象のお子さんの加入する健康保険が適用される医療費の自己負担部分です。
医療保険適用外の費用(入院時の食事療養費等)や、医療保険適用がされていない医療費は対象外です。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。防府市の保育所の状況は防府市の保育園入園シミュレーターと空き状況で確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。資格開始が申請月からの自治体では、引っ越し直後の手続きが遅れるほど損になります。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。