各務原市のこども医療費助成制度は、0歳から18歳の年度末日までが対象で、所得制限はありません。市は高校生年代までのお子さんに「福祉医療費受給者証」を交付しています。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
財源の一部は防衛施設周辺の交付金です
市はページの中で「こども医療費助成事業は、『特定防衛施設周辺整備調整交付金』を財源の一部として実施しています」と説明しています。
医療費助成の財源を明示している自治体はあまり多くありません。市の一般財源だけでなく、国からの交付金が支えている事業だと分かる書き方になっています。
受給者証は年齢で色が分かれます
| 区分 | 受給者証の色 |
|---|---|
| 未就学児 | クリーム色 |
| 小学生以上 | 水色 |
岐阜県内の医療機関では、マイナ保険証などと福祉医療費受給者証を提示すると保険内診療分のみ助成(窓口無料)になります。
県外受診では先に高額療養費を申請します
岐阜県外の医療機関では、医療費をいったん支払った後、領収書を医療機関別・月別にまとめて「福祉医療費支給申請書」に添付し、市へ提出します(後日口座振込)。
市は「(注)高額療養費に該当している場合は、保険者が発行した『高額療養費支給決定通知書』が必要ですので、先に加入している健康保険へ高額療養費の申請が必要」としています。
高額療養費の扱いは自治体によって指示が逆になることがあります。各務原市は「先に健康保険へ申請してください」という立場です。県外で大きな医療費がかかったときは、まず保険者の手続きから始めてください。
申請は出生・転入から30日以内です
市は「出生日または転入日から30日以内に申請(それ以降は申請月の初日から助成)」としています。30日を過ぎると、遡れるのは申請月の初日までになります。
証の交付申請に必要なものは次のとおりです。
- 子の加入している医療保険の資格情報が分かるもの(マイナポータルの画面、資格確認書、資格情報のお知らせのいずれか。出生のみ加入予定の資格情報でも可)
- 預貯金通帳(口座名義人が被保険者、両親または生計維持者のもの。それ以外の場合は承諾書が必要)
- 申請者の本人確認書類(運転免許証など)
- マイナンバーがわかるもの(マイナンバーカードなど)
市はインターネット申請フォームも用意しています。窓口に行けないときはこちらから申請できます。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。各務原市の保育所の状況は各務原市の保育園入園シミュレーターで確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。高額療養費を自分で申請するかどうかは自治体によって逆になりますので、転居先の案内を読み直してください。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。