加古川市の子どもの医療費助成は、0歳~18歳(18歳到達以後の最初の3月31日まで)が対象で、保険診療の自己負担額全額が助成されます。兵庫県内なら窓口での支払いがありません。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
令和8年7月から他の公費と併用できます
市は「他の公費負担医療制度の受給者証を所持している人は、令和8年7月以降は医療費受給者証との併用が可能となりますので、必ず医療費受給者証と他公費受給者証の両方を医療機関等の窓口へご提示ください」と案内しています。
小児慢性特定疾病や自立支援医療などの公費負担医療を受けている家庭にとっては、扱いが変わる変更です。窓口では両方の受給者証を出すことになります。
県内なら無料、県外は立て替えです
| 受診先 | 扱い |
|---|---|
| 兵庫県内 | 医療費受給者証とマイナ保険証または資格確認書を提示すると、保険診療分の自己負担額が無料 |
| 兵庫県外 | いったん保険診療分(1割~3割)を自己負担し、後日、医療助成年金課へ償還払いの申請をすると返金される |
あとから請求できるのは、県外受診のほかに次の場合です。
- 医療機関等の窓口で医療費受給者証を提示できなかった場合
- 治療用装具(コルセットや小児弱視等の治療用眼鏡等)を作成した場合
この請求はかこがわオンライン申請システムからもできます(乳幼児等・こども医療費助成制度のみ)。初めて利用する場合は事前に新規登録が必要で、マイナンバーカードと署名用電子証明書パスワードが要ります。
小学4年生で制度名が変わりますが、手続きは不要です
0歳~小学校3年生までは乳幼児等医療費助成制度、小学校4年生~18歳まではこども医療費助成制度という2つの名前に分かれていますが、切り替えの手続きは必要ありません。受給資格は毎年7月に自動更新されます(更新手続き不要)。
受給者証を紛失した場合や変更がある場合は、再交付申請もしくは異動届の提出が必要です。
申請はオンラインでもできます
助成の対象にならないもの
- 学校管理下で生じた怪我で、日本スポーツ振興センターの災害共済給付が適用される医療費
- 健康診断料、予防接種料
- 入院の場合の部屋代(差額ベッド代)・食事代(標準負担額)
- 薬のビン代、診断書料、証明書料、その他保険給付に含まれない医療費
次に当てはまる人は対象になりません。
- 生活保護を受給している人
- 児童福祉施設等に措置入所している人
市は「加古川市と兵庫県の負担でまかなわれているこの制度を将来にわたり維持していくためにも、医療機関等の適正な受診等、みなさまのご理解とご協力をお願いいたします」としています。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。加古川市の保育所の状況は加古川市の保育園入園シミュレーターと空き状況で確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。兵庫県内なら受給者証がそのまま使える仕組みは県単位なので、県外へ出ると立て替えと申請になります。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。