神栖市の小児医療費助成は、高校生相当までの子どもが対象です。申請の期限が、出生と転入で違います。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
出生は翌々月末、転入は翌月末です
市は「出生月の翌々月末までに手続きが必要です。(転入した人は、転入日の翌月末までに手続きが必要です。)」としています。日数ではなく月末で切られ、しかも出生と転入で1か月分違います。
市は「期限を過ぎると申請月1日からの医療費助成となりますのでご注意ください」とし、「健康保険証情報が確認できない期間は、助成の対象外となります」としています。保険の情報が確認できるようになってからが助成の対象です。
必要なのは来庁者の本人確認書類(官公署発行の顔写真付きの本人確認書類の場合は1点、その他は2点)、神栖市に住民票がない人のマイナンバーがわかるもの、マイナポータルの健康保険証情報(PDF)を印刷したものなどです。転入した人は、所得証明書またはマイナンバー制度による所得照会の同意書が要り、所得を未申告の人は事前に申告します。
外来のみの受給者証だと入院時に申請が要ります
市は「外来のみの表記がある受給者証をお持ちの方について 入院される場合は申請が必要になります」としています。手元の受給者証に「外来のみ」と書かれていないか、入院が決まったら確かめてください。
自己負担は外来1日600円、月2回までです
| 区分 | 自己負担 |
|---|---|
| 外来 | 医療機関ごとに1日600円まで(月2回まで) |
| 入院 | 医療機関ごとに1日300円まで(月3,000円まで) |
| 薬局 | 自己負担なし |
市は「ただし、保険外診療、食事代、部屋代、文書料、予防接種、健診代などは助成の対象外となります」としています。茨城県内では受給者証とマイナ保険証等を提示して自己負担金を払い、県外では支払ってから後日市役所で払い戻しの手続きをします。
領収書をなくしたら支払証明書を出してもらいます
市は「領収書を紛失した場合は、医療機関などに支払証明書を1か月分ごとに発行してもらってください。なお、証明書の発行には発行手数料がかかることがありますのでご注意ください」としています。なくしてもあきらめる必要はありませんが、手数料は自分で負担することになります。
払い戻しは受診をされた月の翌月以降に申請し、受診月から5年を経過するとできなくなります。領収書は原本で、市は「月ごとにまとめてください。原本が他の申請に必要なときは原本とコピーの両方をお持ちください」としています。支給予定日は診療月の3〜4か月後の月末です。
健康保険を使わずに受診したときの順番
市は社会保険の人について「事前に社会保険に療養費の申請をしてください。払い戻しの必要書類と社会保険が発行する支給決定通知が必要です」としています。
一方、社会保険以外の人(国民健康保険、後期高齢者医療保険)は「マル福の申請と同時に、療養費の申請が必要になります」とされています。市の国保なら1回の窓口で済みます。
受給者証の更新は、保護者・被保険者の所得の確認をした後、郵送で新しい受給者証が送られます。所得の確認が取れない場合は市から更新通知が届くので、内容に従って手続きします。住所・健康保険情報・口座の変更は必ず届け出が必要です。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。神栖市の保育所の状況は神栖市の保育園入園シミュレーターと空き状況で確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。申請の期限が日数か月末かも自治体によって違います。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。