小平市の子どもの医療費助成は、マル乳(未就学児)・マル子(小中学生)・マル青(高校生等)の3つに分かれています。就学前は自己負担がなくなりますが、小学生からは通院に本人負担が残ります。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
小学生からは通院1回200円がかかります
| 診療区分 | 本人負担額(マル子・マル青) |
|---|---|
| 通院(調剤・訪問看護) | 0円 |
| 通院(上記以外) | 1回の受診につき200円(上限) |
| 入院 | 0円 |
未就学児のマル乳は保険診療の自己負担がなくなります。負担が発生するのは、小学校に入ってからの通院(調剤・訪問看護を除く)だけです。
200円は上限なので、それより医療費が少なければその額までの負担になります。薬局での支払いは0円なので、通院1回あたり200円が積み上がる形です。
東京都内でも自治体によって扱いが違います。通院も入院も全額助成にしている市もあるので、都内で引っ越すときは負担の有無が変わることがあります。
単身赴任で保護者が市外でも対象です
マル乳・マル子とも、市は「単身赴任等で保護者の住所が小平市以外の場合でも対象となります」と明記しています。子どもが小平市に住んでいれば、保護者の住所は問われません。
さらにマル青には「高校生等が誰からも監護されていない場合は、高校生等本人が対象者となることができます(市が状況を確認します)」という規定があります。
マル青は申請日からの有効になります
市はマル青について「所得制限の撤廃について 令和7年4月1日以降のご申請をいただいた場合は、原則として申請日から有効な医療証の発行となりますのでご注意ください」と案内しています。所得制限の撤廃を知って後から申請しても、それ以前に遡ることはできません。
進学時の切り替えは自動です
新年度より小学校1年生になる予定でマル乳を持っている場合は、申請不要でマル子の医療証が3月下旬に郵送されます。中学校を卒業予定でマル子を持っている場合も、申請不要でマル青の医療証が3月下旬に郵送されます。
一部の手続きを除き、オンラインでの申請もできます。
対象にならない児童
- 健康保険に加入していない
- ひとり親家庭医療費助成(マル親)を受けている
- 心身障害者医療費助成(マル障)を受けている
- 児童福祉施設等に入所していて医療費の自己負担がない
- 生活保護を受けている
- 里親などに委託されている
助成の対象になるもの・ならないもの
助成の対象になるのは次のものです。
- 健康保険が適用されるもの
- 補装具や治療用眼鏡などで、健康保険が適用されるもの
- 小児慢性疾患医療費助成、自立支援医療、難病医療費助成などの医療費助成を受けていて、自己負担が生じた分(自己負担の内容によっては助成できない場合があります)
対象にならないのは次のものです。
- 健康診断、予防接種、薬の容器代、検診料、診断書料、選定療養費、特定療養費(一定基準の病院などで紹介状なしで受診したとき)、文書料など
- 入院時の食事療養標準負担額
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。小平市の保育所の状況は小平市の保育園入園シミュレーターと空き状況で確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。都内でも通院の本人負担があるかどうかは自治体ごとに違います。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。