小金井市の子どもの医療費助成は、小学校1年生から中学校3年生までがマル子(義務教育就学児医療費助成制度)、高校生相当年齢がマル青(高校生等医療費助成制度)です。医療証の切り替わり方に、少し複雑な決まりがあります。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
更新は10月、中学3年生だけ3月までです
市は「毎年10月1日から9月30日までの1年間有効な医療証を交付しています(中学三年生の受給者は3月31日までの有効期間)」としています。
ふだんは10月始まりですが、中学3年生だけは3月31日で切れます。翌4月からマル青に切り替わるためです。
| タイミング | 市の対応 |
|---|---|
| 毎年の更新 | 更新手続は不要。毎年9月下旬ごろ更新後の医療証を順次発送 |
| マル乳 → マル子(4月に小学1年生になる方) | 3月下旬ごろ順次発送。更新手続きは不要 |
| マル子 → マル青(4月に高校生年代になる方) | 3月下旬ごろ順次発送。更新手続きは不要 |
切り替えのたびに申請する必要はありません。3月下旬と9月下旬に届く封筒を開け忘れないでください。
通院1回200円はまだ残っています
マル子の助成内容について市は「(ただし、通院については『通院1回につき200円(上限)』の一部自己負担あり。入院・調剤・訪問看護については一部自己負担なし。)」としています。
東京都内でもこの200円を撤廃した市が出ていますが、小金井市は通院のたびに200円(上限)がかかります。入院・調剤・訪問看護は自己負担なしです。
助成の対象外は、予防接種・健康診断・お薬の容器代・入院時食事療養標準負担額・食事療養標準負担額・差額ベッド代・オムツ代・保険外併用療養費・文書代・保険外の治療費などです。
保護者が市外でも子どもが市内なら対象です
受給資格の1つ目として、市は「1 子どもが小金井市に住んでいること 注記:子どもが小金井市に住所があれば、保護者が小金井市に住所がなくても対象となります」としています。マル子もマル青も同じ書き方です。
あわせて、子どもが国内の医療保険(健康保険)に加入していること、子どもが他の公費による医療保障(生活保護・施設入所・里親・マル親など)を受けていないことが要件です。マル子・マル青とも所得制限はありません。
マル青の対象は15歳に達する日の翌日以後の最初の4月1日から18歳到達後の最初の3月31日までの児童を養育している方です。
令和8年4月からマイナ保険証だけで受診できる病院があります
市は「注記:令和8年4月1日より、一部都内医療機関ではマイナ保険証のみで受診できるようになりました。医療機関に直接ご確認ください」としています。
対応している病院なら、紙の医療証を出さなくてもよいということです。ただし対応は病院ごとに違うので、事前に確かめてください。医療証を提示できなかった場合や利用できなかった場合は、窓口で自己負担分を支払い、領収書を保管して子育て支援課に申請する現金給付になります。
申請に必要なのは、医療証交付申請書、対象児童の加入保険のわかるもの(資格確認書やマイナ保険証等)、保護者の個人番号カード(マイナンバーカード)の写しです。マイナ保険証の場合は、マイナンバーを用いて加入している医療保険の情報を子育て支援課で確認するため、書類の添付は不要です。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。小金井市の保育所の状況は小金井市の保育園入園シミュレーターと空き状況で確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。同じ東京都内でも通院200円を撤廃した市がありますので、通院が多い家庭ほど差が出ます。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。