久御山町の子育て支援医療費支給事業は、令和5年9月に自己負担が無償化されました。手元の受給者証が古いと使えないので、そこを先に確かめておくと安心です。ここでは町の公式情報をもとに整理します。
令和5年9月から自己負担が無償です
対象は久御山町に住所を有し健康保険に加入している満18歳の年度末まで(出生の日から満18歳に達する日以降の最初の3月31日まで)の児童などです。町は「令和5年9月診療分から制度を拡充し、保険診療の自己負担を無償にしました」としています。
ただし生活保護世帯、福祉医療受給者、結婚している人(事実婚含む)は対象外です。
拡充前はこうでした
| 区分 | 令和5年8月診療分まで |
|---|---|
| 入院:出生の日から中学校卒業まで | 1医療機関1箇月200円(現物給付、白色の受給者証) |
| 入院:中学校卒業から満18歳の年度末まで | 1医療機関1箇月200円(償還払い、受給者証なし) |
| 通院:出生の日から満3歳になる月の末日まで | 1医療機関1箇月200円(現物給付、白色の受給者証) |
| 通院:満3歳になった日の翌月から中学校卒業まで | 1医療機関1箇月200円(現物給付、さくら色の受給者証) |
| 通院:中学校卒業から満18歳の年度末まで | 自己負担額が1箇月1,500円を超えた分を償還払い(受給者証なし) |
拡充前は年齢と入院・通院で5通りに分かれ、中学卒業後は受給者証すらありませんでした。いまはこれがすべて無償に一本化されています。
古い受給者証は色を問わず使えません
町は「令和5年9月診療分からは、有効期間の始期が令和5年9月1日以降のさくら色の受給者証をお使いください。有効期間の始期が、令和5年8月31日以前の受給者証(白色、さくら色)は、令和5年9月1日以降は使用できませんのでご注意ください」としています。同じさくら色でも、始期が古いものは無効です。
医療機関の窓口では、健康保険証と一緒に「受給者証」(さくら色)を提示します。受給者証の有効期限は、出生・転入した日から満18歳に達する日以降の3月31日までです。
助成されないもの
- 保険適用外の自己負担額(健康診査料、予防接種、薬の容器代、文書・診断書料など)
- 学校や部活、登下校中の怪我や事故(災害共済給付制度の対象になるので学校に相談)
- 養育医療、自立支援医療など他の公費負担医療制度が利用できる場合
- 第三者行為によるもの(交通事故など)
他の公費負担医療制度については、それを利用したあとに自己負担が発生した場合は対象になります。まず他制度を使い、残った分をこちらで見る形です。
変更の届出は14日以内
交付手続きは、出生または転入の手続き後に、京都子育て支援医療費受給者証交付申請書と対象者の健康保険証を持って国保健康課で行います。氏名・住所・加入している健康保険などに変更があった場合は14日以内に、受給者証と子育て支援医療費受給資格変更等届出(申請)書を持って国保健康課へ届け出ます。
京都府外で受診したとき
受給者証は京都府以外の医療機関では使用できません。京都府外で受診した場合、受給者証を医療機関へ提示できなかった場合、補装具を作製した場合は、国保健康課へ申請します。
持ち物は、申請書、対象者の受給者証、領収書の原本、保護者の口座情報がわかるものです。高額療養費に該当した場合と補装具を作製した場合は加入する健康保険の支給決定通知も、補装具の場合はさらに医者の意見書および装着証明書も必要です。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。久御山町の保育所の状況は久御山町の保育園入園シミュレーターで確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
町外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。受給者証の切り替え時期は自治体で違います。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。