草津市の子ども医療費助成は、小中学生および高校生等の通院と入院が対象です(未就学児は別に乳幼児の医療費助成があります)。入院と通院で自己負担の扱いが逆になっているのが特徴です。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
入院は自己負担なし、通院は月500円です
| 区分 | 自己負担金 |
|---|---|
| 入院 | ありません |
| 通院 | 1か月につき医療機関ごとに500円 |
| 院外調剤薬局 | ありません |
通院の500円は1回ごとではなく1か月ごとです。同じ医療機関に月に何度通っても500円で収まります。院外調剤薬局には自己負担がないので、薬代は別にかかりません。
入院に自己負担がないのは、家計の面では大きい部分です。長期の入院になっても、保険診療分の窓口負担は発生しません(ただし食事代などは別です)。
高校生等まで広がったのは令和5年10月です
市は「令和5年10月から、助成対象を中学生・高校生等(年度内に満13から18歳になる方)まで拡大しました」としています。
あわせて「平成20年4月2日から平成23年4月1日生まれの方の令和5年9月以前の入院医療費については、申請により助成が受けられます」という案内もあります。拡大前の入院分について、遡って申請できる場合があるということです。
受給券は小学校入学前の2月下旬に届きます
市は「草津市にて乳幼児の医療費助成を受けておられるお子様については、小学校入学前の2月下旬にオレンジ色の受給券を送付します」としています。乳幼児の助成から小中学生・高校生等の助成へ、自動で切り替わります。
ほかの福祉医療費助成(障害児、ひとり親家庭)の対象者には案内が送られます。
助成の対象にならないもの
- 保険適用外のもの(予防接種、入院時の食事代等)
- 健康保険から支給される高額療養費および付加給付金相当分
- 日本スポーツ振興センターの災害給付金の対象となる医療費
- 交通事故等、加害者のある傷病にかかる治療費
- 特定疾患治療研究事業にかかる自己負担金
- 肝炎治療特別促進事業にかかる自己負担金 など
特定疾患治療研究事業や肝炎治療特別促進事業の自己負担金まで明記しているのは、その制度が先に立つということです。該当する治療を受けている場合は、そちらの窓口で確認してください。
助成の対象にならない人
- 障害児、ひとり親家庭の福祉医療費助成を受けている方
- 生活保護を受けている方
- 児童福祉施設に入所している方(医療費が公費負担される方)
- 里親に委託されている方
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。草津市の保育所の状況は草津市の保育園入園シミュレーターと空き状況で確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。入院に自己負担がない自治体は多くありませんので、入院の可能性があるなら転居先の条件を確かめてください。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。