三原市は「三原市の医療費助成は高校生以下の子どもが対象!医療機関で支払う医療費は、1回あたり最大500円まで!」と案内しています。この500円には日数の上限があり、そこを超えると負担が止まります。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
入院は月14日、通院は月4日までです
| 区分 | 医療費負担額(支払限度日数) |
|---|---|
| 保険医療機関 | 1医療機関ごとに1日最大500円(入院は月14日まで、通院は月4日まで) |
| 同一の医療機関で複数の診察科を受診 | 医科で1日最大500円(入院14日まで、通院月4日まで)/歯科で1日最大500円(同) |
| 訪問看護 | 訪問看護事業ごとに1日最大500円(月4日まで) |
| 柔道整復・はり・灸・あんま・マッサージ | 施術所ごとに1日最大500円(月4日まで) |
市は「保険診療にかかる医療費の2割または3割が500円に満たないときはその額が支払額です」としています。また「院外処方の場合の保険薬局での一部負担金および治療用装具代に関する一部負担金はありません」とされ、治療用装具の負担もない点は他の自治体と違います。
訪問看護や柔道整復・はり・灸・あんま・マッサージも助成の枠に入っていますが、それぞれに1日500円(月4日まで)の負担がつきます。通う先が増えれば、そのぶん負担も増えます。
申請は14日以内です
市は「14日以内に手続きが必要です! 出生や転入などの日から14日以内に申請してください。14日を過ぎると、資格発生日からの認定が出来ない場合があります」としています。30日としている自治体が多いなかでは最短の部類です。その他の場合は原則申請日から資格有効になります。
その代わり市は「保険加入手続き中などで医療保険の資格情報を確認できる書類が提出できない場合は、後日の提出でかまいません」としています。不足書類は電子申請フォームから提出できます。まず期限内に申請してしまうのが正解です。
申請先は市役所2階子育て支援課、または各支所地域振興課です。必要なのは保護者の本人確認書類と、子どもの医療保険の資格情報を確認できる書類の写しで、保険者名・保険者番号・記号、番号、枝番・被保険者名又は世帯主氏名等(誰の扶養に入っているか)・資格取得日が確認できるものが求められます。
働いている高校生年代も対象です
市は「中学卒業後、進学せずに働いている人も対象です。ただし、保護者の扶養を外れているなどの人は対象とならない場合があります」としています。進学しているかどうかではなく、扶養に入っているかどうかが見られます。
対象は三原市に住んでいる高校生以下(18歳到達後の最初の3月31日まで)の子どもで、令和5年10月から対象年齢を拡大し所得制限を撤廃しています。ひとり親家庭等医療費、重度心身障害者医療費、生活保護を受給中の子どもは対象外です。
受給者証は県内のみ有効です
市は「受給者証は県内のみ有効です。県外で受診した場合は、償還払いで払い戻しができます」としています。広島県外の医療機関を受診した場合や、受給者証を提示できなかったなどの理由で自己負担額を超える医療費を支払った場合は、申請により超えた額が返金されます。
入院時の食事負担金及び健康診断、予防接種、歯列矯正など保険給付の行われないものは対象になりません。また市は「受給対象の子が通園または通学している保育所・幼稚園・学校の管理下でのけがなどで治療を受けた場合は、日本スポーツ振興センターから災害共済給付があるので、使用しないでください」としています。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。三原市の保育所の状況は三原市の保育園入園シミュレーターと空き状況で確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。申請の期限は14日の市もあれば30日の市もありますので、引っ越したら真っ先に確かめてください。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。