三鷹市の子どもの医療費助成は、18歳到達後最初の3月31日までのお子さんの保険適用医療費自己負担額を全額助成します。所得制限はありません。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
通院も入院も全額助成です
市は「健康保険が適用される医療費の自己負担分(マル乳は2割、マル子・マル青は3割)について、通院・入院ともに全額を助成します」としています。年齢による自己負担の差はありません。
| 医療証 | 対象 |
|---|---|
| 乳幼児医療証(マル乳) | 未就学児 |
| 義務教育就学児医療証(マル子) | 小学生・中学生 |
| 高校生等医療証(マル青) | 高校生年齢相当(就学の有無は問わない) |
受給資格は、公的医療保険(健康保険)に加入していることと、対象のお子さんが三鷹市に在住していることです。生活保護・里親制度を受けている方、児童福祉施設に入所している(通所施設は除く)方、ひとり親家庭等医療費助成制度・心身障害者医療費助成制度(自己負担なし)の受給対象の方は、それぞれの公費負担または医療費助成制度が優先します。
申請は「翌月まで」が遡れる境目です
出生日または転入日の翌月までに申請した場合は、出生日または転入日が資格開始日になります。翌々月以降に申請した場合は、申請した月の初日からです。
市は「必要書類がすべて揃っていなくても申請できます。申請が遅れると、資格開始日も遅くなる場合がありますので、お早めにお手続きください」と案内しています。書類が揃うのを待つと期限を過ぎることがあるので、まず申請だけ出すのが確実です。
不足書類は後日提出でよく、不足書類提出専用フォームからオンラインでも出せます(ただしマイナンバーが記載されたものは郵送または窓口)。医療証は、必要書類がすべて提出されてから1〜2週間程度で郵送されます。
申請は子育て支援課窓口(市役所4階43番)または各市政窓口のほか、郵送や「ぴったりサービス」を利用した電子申請でもできます。お子さんと別居している方を申請者(保護者)とする場合は「別居監護の申立書」が必要です。
返金手続きは子育て支援課の窓口だけです
医療証が利用できなかった場合は、子育て支援課窓口で返金手続き(現金給付)をします。市政窓口での手続きはできません。交付申請は市政窓口でもできるので、混同しないでください。
医療証の年度は10月始まりです
子どもの医療費助成制度は毎年10月に年度が切り替わり、10月1日から翌年9月30日までの1年間利用できる医療証が交付されます。ただし小学校に入学する前の年度、中学校を卒業した年度、または18歳に到達した年度の医療証の有効期間は3月31日までです。
更新に必要な情報が市で確認できる方は現況届の提出が省略され、9月中に新しい医療証が届きます。届出が必要な方には毎年6月以降に現況届が郵送されるので、案内に従って提出してください。
マル乳からマル子、マル子からマル青への更新手続は必要ありません。4月1日から有効の医療証が3月中に送られてきます。
助成の対象にならないもの
- 健康保険適用外の医療費(予防接種・健康診断料・薬の容器代・差額ベッド代・初診に関する特定療養費・文書料など)
- 入院時の食事療養費
- 日本スポーツ振興センター法に基づく災害共済給付制度対象の場合
- 健康保険組合等から支給される高額療養費・附加給付に該当する医療費の一部
- 他の公費医療で助成される医療費
- 令和6年10月以降に処方または調剤された長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)に係る「特別の料金」
学校や保育園でのけがについて、市は「医療証を使用する前に、学校・保育園等にご連絡ください」としています。使ってしまってから災害共済給付の対象と分かると、手続きが二度手間になります。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。三鷹市の保育所の状況は三鷹市の保育園入園シミュレーターと空き状況で確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。東京都内なら医療証がそのまま使える仕組みは都単位なので、都外へ出ると立て替えと申請になります。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。