守谷市の子どもの医療費助成は、マル福(県と市町村の助成)とすこやか医療(市の独自助成)の2本立てです。どちらがどこを受け持つかで、受給者証の枚数まで変わります。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
中学生以上は受給者証が2枚に分かれます
| 区分 | 0歳〜小学6年生の学年末 | 中学1年生〜18歳の年度末 |
|---|---|---|
| マル福所得制限内 | マル福で入院・外来・調剤/受給者証は1枚 | マル福で入院のみ、すこやか医療で外来・調剤/受給者証が2枚 |
| マル福所得制限超過 | すこやか医療で入院・外来・調剤/受給者証は1枚 | すこやか医療で入院・外来・調剤/受給者証は1枚 |
市は「マル福(県助成)には所得制限があります。超過した方は、すこやか医療(市独自助成)により助成を受けられます」としています。所得が超えていても助成は受けられ、しかも受給者証は1枚で済みます。
マル福の所得制限額は、父母の所得を比較して高いかたの所得が630万円未満(扶養1人につき38万円加算)、および扶養義務者の所得が1000万円未満です。
公費負担者番号が公開されています
市は「この医療費助成を受けているかたは、受給者証の公費負担者番号欄に、マル福は『84080902』、すこやかは『90080904』と記載されています」としています。手元の受給者証がどちらの制度によるものか、番号で見分けられます。
受給者証を忘れても同月中なら医療機関で戻ります
市は「受診した月と同月中であれば、受診した医療機関へ、領収書と『マル福またはすこやか医療の受給者証』を持参し、医療費の返金をしてもらってください」としています。
ただし「受診月の翌月以降になると、医療機関では受け付けませんので、市役所国保年金課へ償還払いの申請をしてください」とされています。月をまたぐ前に医療機関へ行くのが早道です。
償還払い申請は受診した月の翌月以降、1年以内です。市は「すべての領収書の保険点数・金額確認や病院・健康保険組合への電話確認をするため、大変お時間のかかるお手続きですので、郵送申請をご利用ください」としています。
自己負担は外来1日600円、月2回までです
| 区分 | 自己負担金 |
|---|---|
| 外来 | 医療機関ごとに1日600円まで、月2回まで |
| 入院 | 医療機関ごとに1日300円まで、月3,000円まで |
| 調剤薬局 | 自己負担金はありません |
市は入院の例も示しています。6日間入院して総額100,000円(医療保険診療40,000円、保険外診療60,000円)かかり、健康保険組合から付加給付金20,000円が支給された場合、保険外診療60,000円は対象外で、医療保険診療40,000円から付加給付金20,000円と自己負担金1,800円(300円×6日間)を引いた18,200円が助成額になります。
学校のけがは総医療費5,000円が分かれ目です
市は「保育園・幼稚園・学校等の管理下におけるケガなどは、マル福・すこやか医療の受給者証は使用せずに医療保険のみで受診し、日本スポーツ振興センター災害共済給付制度に給付金の申請をしてください」としたうえで、「ただし、総医療費が5,000円(3割自己負担額1,500円)未満のときは、災害共済給付金が請求できません。自己負担額によっては、マル福・すこやか医療を適用し、償還払い申請ができますので、国保年金課までお問い合わせください」としています。
助成の対象にならない費用があります
健康診断、予防接種、薬の容器代、文書料、慢性的な症状による柔道整復師(整骨院)などの保険外診療費用、入院時の食事代、差額ベッド代、交通費などは対象外です。一方、治療用補装具購入費は助成の対象に含まれています。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。守谷市の保育所の状況は守谷市の保育園入園シミュレーターで確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。県の制度の穴をどう埋めるかは、同じ茨城県内でも市によって違います。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。