守山市の子どもの医療費助成は、未就学児・小中学生・高校生世代の3段階に分かれています。年齢が上がると負担が増えるのが特徴です。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
高校生世代だけ入院に自己負担があります
| 区分 | 外来 | 入院 |
|---|---|---|
| 小学校就学前まで | 健康保険適用の医療費が無料 | |
| 小学1年生〜中学3年生 | 1診療報酬明細書あたり500円 | 自己負担金なし |
| 高校生世代(義務教育終了〜満18歳到達の年度末) | 1診療報酬明細書あたり500円 | 1日当たり1,000円(1医療機関ごとに1ヶ月につき14,000円を限度) |
未就学児は無料、小中学生は外来だけ500円で入院は無料。ところが高校生世代になると入院に1日1,000円がかかります。年齢が上がるほど負担が増える形は、あまり見ません。
入院の自己負担には上限があり、1医療機関ごとに1ヶ月14,000円で止まります。14日を超えて入院しても、その医療機関の1ヶ月分はそれ以上増えません。高校生世代の対象は就学・就労の有無を問いません。
外来はレセプト1枚あたり500円です
市は自己負担金を「外来:1診療報酬明細書あたり500円」としています。1回ごとでも1日ごとでもなく、レセプト(診療報酬明細書)1枚あたりという数え方です。
あわせて「ただし、同一病院であっても歯科は別計算します。院外調剤薬局については、自己負担金なしです」とされています。総合病院で歯科と内科にかかれば、それぞれ500円です。薬局での負担はありません。
県外の受診は5年以内に申請します
市は「福祉医療受給券(助成券)は県外の医療機関では使えません。いったん、健康保険適用の医療費自己負担分をお支払いください。(必ず、保険点数と受診者名を明記した領収書を受領しておいてください。)」としています。
後日、国保年金課に申請すると振り込みで払い戻されます。申請できる期間は、受診された翌月から5年以内です。ゆとりのある期限ですが、領収書に保険点数と受診者名がないと受け付けられません。
必要なのは、医療機関の領収書、通帳など振込先口座のわかるもの、福祉医療費受給券、健康保険資格情報が分かるもの(資格確認書・資格情報のお知らせ等)です。健康保険から高額療養費や付加給付を受けた方は健康保険組合が発行する支給決定通知書も要りますが、守山市国民健康保険に加入の場合は不要とされています。
どの年齢区分でも、他の福祉医療費助成(障害者、ひとり親家庭)や生活保護を受給している場合は、そちらの制度が優先になります。いずれも守山市に住民登録があることが条件です。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。守山市の保育所の状況は守山市の保育園入園シミュレーターと空き状況で確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。年齢で負担が変わる自治体では、進学のタイミングで確かめ直す価値があります。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。