中津川市の子どもの医療費助成は、出生(0歳)から18歳まで(満18歳に到達し最初に迎える3月31日まで)が対象で、保険診療医療費の自己負担分が助成されます。令和6年4月より対象年齢が拡充されました。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
小学校入学のときに更新手続きがあります
市は「毎年3月に小学新1年生になられる児童の保護者様宛てに申請書を郵送します。申請書に必要事項ご記入の上、ご返送ください」としたうえで、「更新手続きをされないと、福祉医療の助成が受けられなくなる期間が発生する場合もあります」としています。3月に届く封筒を放置すると、4月からの助成が途切れます。
これは受給者証が就学前と就学後で分かれているためです。
| 区分 | 対象 | 受給者証の色 |
|---|---|---|
| 岐阜県の補助制度(公費負担者番号:81211062) | 0歳児〜小学校就学前 | 黄色 |
| 中津川市独自事業(公費負担者番号:81212060) | 小学校1年生〜18歳 | 水色 |
小学校1年生からの分は市の独自事業で、県の補助とは別の枠組みです。だから入学のタイミングで手続きが必要になります。
申請は出生・転入から30日以内
市は「出生日または転入日から30日以内にご申請ください」としています。申請窓口は社会福祉課(健康福祉会館内)、各総合事務所または各地域事務所です。
出生届の提出時に申請書類に記入する流れですが、市は「他市町村、または時間外窓口にて出生届を提出された方は窓口にて申請手続きをおこなってください」としています。里帰り出産で他市町村に出生届を出した場合は、あらためて中津川市の窓口で手続きが必要です。
必要なのは対象となるお子様の加入医療保険情報が確認できるもの、口座のわかるもの(通帳またはキャッシュカード)、お子様のマイナンバーのわかるものです。加入医療保険の確認は、資格確認書、資格情報のお知らせ、マイナポータルの「医療保険の資格情報」画面、従来の保険証(令和7年12月1日まで)、マイナンバーカードのいずれかです。
市は「マイナンバーカードでのお手続きは資格確認に時間を要するため、受給者証の交付に数日の日数がかかる場合がありますので、ご注意ください」としています。急ぐなら資格確認書か資格情報のお知らせを持って行くほうが早く受け取れます。
岐阜県内は窓口無料です
県内の病院では、マイナ保険証等と一緒に受給者証を医療機関の窓口へ提示すると、保険診療の自己負担額が窓口で無料になります。市は「現在、福祉医療費受給者はマイナンバーカードとの連携がされていません」としているので、受給者証そのものを持参する必要があります。
受給者証を提示しないで受診したときと、岐阜県外の病院にかかったときは、いったん支払って払い戻しの手続きをします。
払い戻しは入院・外来・医療機関ごとに1枚
払い戻しの申請は1ヶ月単位です。市は「申請書は1枚で1ヶ月分の申請に対応します。ただし、診療月が同じであっても入院と外来がある場合や、医療機関が異なる場合は各々1枚ずつの申請書が必要となります」としています。同じ月に外来と入院があれば2枚、複数の病院にかかればその数だけ必要です。
福祉医療費受給者証と領収書を持参して、社会福祉課、各総合事務所、各地域事務所で手続きします。振込先は受給者証の交付申請時に指定した金融機関の口座です。
対象外になるもの
- 入院時食事療養費
- 文書料
- 初診にかかる特定療養費等
また、他の公費負担医療制度が適用される場合はそれらの公費負担医療が優先されます。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いてください。小学校入学時の更新は中津川市の運用によるもので、転居先では18歳まで手続き不要ということもあります。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。