日南市のこども医療費助成制度は、日南市在住の各種健康保険に加入している中学校修了前のお子さんが対象です。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
小学生からは外来だけ月200円
| 区分 | 助成内容 |
|---|---|
| 乳幼児(0歳から小学校就学前) | 保険診療分の一部負担額を全額助成(保護者負担なし) |
| 小学生〜中学生(小学校入学〜中学校卒業) | 外来は一部負担額から200円控除した額を助成。入院、調剤は無料 |
市は「保護者負担は、1診療報酬明細(1月1医療機関)ごとに200円です」としています。同じ病院に何度通っても、その月の外来負担は200円です。入院と調剤は年齢を問わず無料なので、負担が出るのは外来だけです。
寮などで子どもひとりが市内にいる場合も対象
市は「学校の寮などお子さんおひとりで日南市にお住いの場合も助成を受けることができます」としています。保護者が市外にいても、子どもが市内に住んでいれば対象になります。必要な書類は市に問い合わせてください。
ただし生活保護を受けている方、その他国等の公費負担によって全額支給を受けることができる方は助成対象外です。
出生は60日、転入は30日以内
| きっかけ | 申請の期限 |
|---|---|
| 出生のとき | 出生日から60日以内 |
| 転入のとき | 転入日から30日以内 |
市は「期限を過ぎた場合は、適用が申請日からとなります」としています。ただし「保険の申請に係る都合上期限に間に合わないときにはご相談ください」とも記しています。健康保険の手続きが遅れて間に合わないときは、相談できます。
手続きはお子さん1人ずつ必要です。持ち物は該当となる子どもの医療保険情報、保護者名義の通帳またはキャッシュカード、保護者のマイナンバーカード(または個人番号通知カード+身分を証明できるもの)です。
県外は診療の翌月から1年以内
宮崎県内の医療機関では、窓口でこども医療費受給資格証を提示します。
県外では受給資格証を利用できません。窓口で2割または3割の自己負担分を支払い、診療の翌月から一年の間に、受給資格証、医療機関の領収証、印鑑(シャチハタ以外)を持って日南市役所こども課または各地域振興センター住民係へ行きます。申請した翌月に登録の銀行口座へ振り込まれます。
治療用装具は保険給付が先です
治療用装具等、その場で保険給付を受けられない場合や医療費の全額を支払った場合は、受給資格者証も使えません。まずは各保険者より保険給付(総医療費の7または8割)を受ける必要があります。保険者から振込みの通知(はがき等)が届いたら、次の書類を持参します。
- 医師の診断書(写し可)
- 装具制作時に支払った際の領収証(写し可)
- 保険者からの支給決定通知または支給内容のわかるもの(原本)
- 印鑑(シャチハタ以外)
市は「保険者によっては支給決定の通知がない場合があります。支給内容の証明等、保険給付の内容が分かる書類を発行いただくよう保険者に依頼をしてください」としています。通知が来ないタイプの保険者なら、こちらから発行を頼む必要があります。
助成の対象にならない事例
- 保険診療外の費用(インフルエンザの予防接種など)
- シロップなどのお薬の容器代
- 入院時の食事代、ベッド代等
- 学校災害給付制度の対象となる学校管理下でのけがなど(学校で手続き)
- 交通事故などの第三者行為による傷病
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いてください。対象が中学校修了前までであることは日南市の制度によるもので、転居先では18歳まで対象という場合もあります。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。