大垣市の子ども医療費助成は、18歳に達して初めて迎える3月31日(高校生世代)までが対象で、所得制限はありません。学校でのけがの扱いに、高校生だけの細かい決まりがあります。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
高校生の学校でのけがは1,500円が境目です
市は「学校管理下のケガ等の場合は、日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度が優先されますので、子ども医療費受給者証は使用できません。医療機関等の窓口で自己負担分(3割)をお支払い後、学校へ申請してください。後日、4割分が給付されます」としています。
ただし続けて「初診から治癒までの自己負担額(保険診療分)が1,500円未満の場合は、子ども医療費受給者証を使用してください」と書かれています。軽いけがは受給者証、それ以上は災害共済給付という使い分けです。
3割を払って4割分が給付されるので、災害共済給付のほうが手元に残る金額は多くなります。けがが軽く終わりそうか、通院が続きそうかで窓口の出し方が変わるということです。判断に迷うときは学校に確認してください。
県内なら窓口で無料になります
| 受診先 | 扱い |
|---|---|
| 岐阜県内 | 社会保険各法の被保険者であることの確認を受けたうえで受給者証を窓口に提示すると、保険診療による医療費の自己負担分が無料 |
| 岐阜県外 | 受給者証は使用できない。医療費をいったん支払い、国保医療課、各地域事務所市民福祉課、各市民サービスセンター、各支所(上石津地域)で払い戻しの申請をする |
いったん全額(10割)支払った場合は、先に加入している健康保険に保険分を請求し、健康保険からの支給決定後に自己負担分の払い戻しを申請します。窓口で受給者証を提示してもその場で適用できない場合も、一度自己負担で支払って後日手続きすることになります。
助成の範囲と対象外のもの
助成されるのは、医療機関等で受診した場合の保険診療に要した医療費の自己負担相当額と、その他療養費に係る自己負担額です。次のものは対象になりません。
- 入院時の食事療養費標準負担額
- 保険適用ではない特別初診料、差額ベッド代、予防接種料、健康診断料、文書料、容器代等
- 子どもが高校生で、日本スポーツ振興センターの災害共済給付の適用対象となる場合
受給者証はカード型で、3月上旬から届きます
受給者証は3種類あり、すべて同一サイズのカード型です。小・中学生及び高校生世代の受給者証は、直前の3月上旬頃から順次郵送されます。
受給者証は登録されている保護者宛に送付されます。送付先の変更や受給資格者(保護者)の変更が必要な場合は、変更が生じたときに都度手続きしてください。郵送直前に変更申請をすると、情報が反映されない場合があります。
申請にはマイナンバーが2人分要ります
子ども医療費受給者証交付申請に必要なものは次のとおりです。
- 子ども医療費受給者証交付申請書(国保医療課、各地域事務所市民福祉課、各市民サービスセンター、各支所〈上石津地域〉にあります)
- 保険資格を確認できるもの(資格確認書、資格情報のお知らせ等)
- マイナンバーカード等(受給資格者〈保護者〉と助成対象者〈子ども〉のマイナンバーの記入が必要)
保護者だけでなく子どものマイナンバーも要るので、両方の確認書類を用意してから窓口に行くと一度で済みます。
受給者証を紛失・破損したときや、市外への転出・死亡のときは届出が必要です。転出・死亡の場合は受給者証を返却します。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。大垣市の保育所の状況は大垣市の保育園入園シミュレーターで確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。岐阜県内なら受給者証がそのまま使える仕組みは県単位なので、県外へ出ると立て替えと申請になります。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。