小郡市の子ども医療費助成は、令和8年4月1日診療分から大きく変わります。対象年齢を広げるだけでなく、負担額も同時に下げるのが特徴です。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
令和8年4月から入院が全部無料になります
市は「小郡市の子ども医療費助成制度は、令和8年4月1日診療分から、高校生年代まで拡大します。あわせて、中学生以下の通院の自己負担額を引き下げ、入院の自己負担額は無料になります」としています。
| 年齢 | 令和8年3月31日まで | 令和8年4月1日から | ||
|---|---|---|---|---|
| 通院 | 入院 | 通院 | 入院 | |
| 3歳未満 | なし | なし | なし | なし |
| 3歳以上就学前 | 月800円 | なし | なし | なし |
| 小学生 | 月1,200円 | 月500円(月7日上限) | 月800円 | なし |
| 中学生 | 月1,600円 | 月500円(月7日上限) | 月1,200円 | なし |
| 高校生年代 | 助成なし | 助成なし | 月1,600円 | なし |
通院の負担額は年齢ごとに1段階ずつ下がります。就学前が800円から無料に、小学生が1,200円から800円に、中学生が1,600円から1,200円に。そして高校生年代が新しく1,600円で加わります。入院は全年齢で無料になります。自己負担限度額は1月あたり、1医療機関ごとです。
高校生年代の定義は「18歳の誕生日前日以降最初の3月31日まで(学生でない人も対象)」です。就職していても対象になります。
医療証の届き方が学年で違います
| 対象 | 手続き |
|---|---|
| 現在高校1年・2年生年代(平成20年4月2日〜平成22年4月1日生まれ) | 令和7年12月中旬から申請書が送付される。記入して返信用封筒で返送。令和8年1月31日までに返送した人には令和8年3月中に医療証を郵送 |
| 現在中学生以下で子ども医療証を持っている人 | 令和8年3月中に新規医療証が郵送される(手続き不要) |
高校1・2年生年代だけは返送が要ります。1月31日までに返さないと、4月から使える医療証が3月中に届きません。医療証はいずれも令和8年4月1日から使えます。
子どもが市外にいても対象になる場合があります
市は「保護者が小郡市在住で、子どもが市外に住民登録している場合は、制度の対象となる場合があるのでお問い合わせください」としています。進学などで子どもだけが市外に出ている家庭は、あきらめる前に確かめてください。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。小郡市の保育所の状況は小郡市の保育園入園シミュレーターで確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。同じ福岡県内でも高校生年代の扱いは分かれます。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。