桶川市のこども医療費の支給は、0歳から満18歳に達する日以後の最初の3月31日までが対象です。払い戻しの申請を、医療機関に預けられる仕組みがあります。ここでは市の公式情報をもとに整理します。
近隣4市町の協定医療機関なら申請書を預けられます
市は「桶川市内および上尾市内、北本市内、伊奈町内にある協定医療機関を受診した場合には、申請書の提出を医療機関の窓口に依頼することができます」としています。
自分で市役所へ持っていかなくても、受診したその場で申請書を預けられます。ただし市は「医療機関で申請書の提出を依頼できるかどうかは直接医療機関にご確認ください」としています。
市に直接申請する場合の提出先は市役所子ども未来課のほか、保健センター、駅西口連絡所(おけがわマイン4階)、子育て支援センター(駅前・日出谷)、公民館(桶川・桶川東・加納・川田谷)、保育所(坂田・北・鴨川・日出谷)です。保育所は「※通所されている児童及び家族の方の分に限ります」とされています。郵送でも申請できます。
市は「直接、市に申請する場合には、医療機関を受診した月の翌月以降、5年以内に行ってください。(振込みは、申請した月の翌月末になります。)」としています。
人工透析の調剤分は現物給付の対象外です
埼玉県内で現物給付になるのは、次のすべてを満たすときです。
- 受診時に必ず、医療機関の窓口でこども医療費受給資格証を提示
- 令和4年10月1日以降に、埼玉県内の医療機関を受診(一部対象外の医療機関があります)
- 一医療機関でのひと月の累計自己負担金額(保険適用分)が21,000円未満
市は「(注意)コルセットなどの治療用装具や、人工透析の調剤分については、上記の条件に該当していても現物給付の対象外となります」としています。条件を満たしていても、この2つは窓口で払うことになります。
助成を受けた医療費は医療費控除に使えません
市は「こども医療費の支給を受けた医療費については、所得税法による医療費控除は受けられません」としています。確定申告で医療費控除を出している家庭は、助成を受けた分を除いて計算します。
償還払いの申請は月単位、医療機関単位、入院・外来ごとに申請書を作り、医療機関などで証明を受けるか、領収書(受診者氏名・保険診療総点数の記載のあるもの)を添付します。市は「加入されている健康保険組合などから高額療養費・家族療養費附加給付が支給される場合には、そちらの支給を受けてから支給決定通知書を添付し申請をしてください」としており、償還払いではその額を控除した額が支給されます。
助成の対象にならない費用があります
保険適用外の費用(健康診断、予防接種、文書料、薬の容器代、入院時の差額ベッド代・食事代など)は対象外です。学校などの管理下における疾病や負傷で日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度の対象になる場合も支給されず、交通事故など第三者行為に該当する場合は支給の対象にならないことがあります。
制度を利用するには市への受給者登録が必要です。用意するのは、お子様の健康保険証等(資格情報のお知らせ、資格確認書、マイナポータルからダウンロードした資格情報画面)、生計中心者名義の口座のわかるもの、生計中心者及びお子様のマイナンバーのわかるものです。住所、加入保険、振込先などに変更があった場合は変更手続きをします。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。桶川市の保育所の状況は桶川市の保育園入園シミュレーターと空き状況で確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
市外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。申請の出し先が医療機関でよいかどうかも自治体によって違います。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。