勝央町の子どもの医療費は「乳幼児及び児童生徒等医療費助成制度」で助成されます。町の福祉医療費助成制度には1割負担の表がありますが、子どもはその例外で無料です。ここでは町の公式情報をもとに整理します。
高校生等まで、窓口は原則無料
受診した医療機関の窓口に乳幼児及び児童生徒等医療費受給資格者証と健康保険証を提示すると、原則として無料で医療が受けられます。町は「これまで中学生までの医療費の全額を助成していましたが、平成30年4月診療分から対象を高校生等※まで拡大しています」としていて、高校生等とは満18歳となった日以後最初の3月31日までにある者です。
町の福祉医療費助成制度のページには、受給資格証を提示すると1割負担になり、所得区分に応じた負担上限月額(外来のみ1,000円〜44,400円など)があると書かれています。ただしこれは主に障害者医療費・ひとり親家庭等医療費の話です。町は「※乳幼児および児童生徒等医療費受給資格証については、無料で診療等を受けられます」と明記しています。子どもの分を1割負担と読み違えないよう注意が要ります。
手続きは健康保険証と印鑑だけです
赤ちゃんが生まれたときや転入したときは、住所地で手続きをします。健康保険証の変更、住所・氏名の変更、町外への転出などのときも同じです。必要書類は健康保険証(子どものもの)と印鑑です。受付は平日の午前8時30分から午後5時15分までです。
償還給付は申請書が2通りあります
次の場合は資格証が使えないので、あとから償還給付を申請します。
- 県外の医療機関で資格証が使えず、療養を受けた場合
- 補装具の装着等で資格証が使えず、療養を受けた場合
準備するのは次の5点です。
- 給付申請書(「領収書方式」か「医療機関証明方式」のどちらか)
- 医療機関等の領収書(医療機関が直接証明する申請書(ピンク色)の場合は不要)
- 資格情報のお知らせ/資格確認書/マイナ保険証等(いずれか1点)
- 受給資格証
- 申請者の振込口座がわかるもの
医療機関証明方式はピンク色の申請書で、町は「カラー印刷またはピンク色用紙で印刷してください」としています。この方式なら領収書は要りません。
償還給付の支給は、申請月から1〜2か月後の振込です。マイナ保険証で健康保険情報を確認する場合は、マイナンバーカード交付時に設定した4桁の暗証番号を用意します。
保険者への請求が先になることがあります
町は「健康保険各法の療養費に該当する場合は、先に健康保険の保険者へ療養費の請求する必要があります」としています。さらに「健康保険の保険者(主に社会保険)に療養費の請求する場合は、医師の証明書(原本)や領収書(原本)を要求されますので、あらかじめコピーし保管してください」とも書かれています。原本を渡す前にコピーを取っておかないと、町への申請で困ることになります。
健康保険が償還を決定すると支給決定通知書が郵送されるので、それを添えて町へ申請します。
保育料や預け先も合わせて考える
医療費の負担が軽くても、家計に効いてくるのは保育料の決まり方と育休中の収入のほうです。勝央町の保育所の状況は勝央町の保育園入園シミュレーターで確かめられます。
出産前後には出産手当金や妊婦のための支援給付、出産費用と保険も関わってきます。子ども医療費助成の全国的な仕組みを押さえたうえで、親に何かあったときの保障を先に確かめる順番が無駄になりません。
町外へ引っ越す可能性がある場合は、転居先で条件が変わる点も頭に置いておいてください。同じ町の制度でも、子ども向けと障害者・ひとり親向けで負担のしかたが違います。判断に迷うときは子育て世帯向けの無料相談のような窓口で、公的な保障の確認から整理してもらう手もあります。